日本の企業から多くの人が駐在しているタイ・バンコクは、近年移住先としても注目され人気が高まっています。
しかし実際に外国で暮らすには不安がつきものです。
そこで、今回はタイ・バンコク移住のための生活・言葉・物価・住居についてお伝えします。

タイ・バンコク移住のメリットvsデメリット

タイ・バンコク移住が人気があるのには理由があるはずです。まずタイ・バンコク移住について、いくつかのメリット・デメリットを知っておきましょう。

タイ・バンコク移住のメリット

日本人コミュニティがある
バンコクのスクンビットエリアには日本人街があります。日本人が多く住み、日本語が通じる病院や家族（子ども）のための学校があります。また日系のスーパーや日本食のお店が多くあるので、タイ語が得意でない方も安心してバンコクで暮らすことができます。

日本に比べて物価が安い
日本と比べてタイは物価が安いと言われています。タイには外食文化があり、屋台やフードコートでの食事が一般的で　安く食事ができます。日用品などは日本製に比べるとリーズナブルで交通費も安く、生活費を抑える事が可能です。

タイは親日国
タイ王室と日本の皇室が親密な交流を行っていることもあり、日本人に対してあたたかく接してくれるタイ人も少なくありません。なので、タイを暮らしやすいと思う日本人も多いようです。

タイ・バンコク移住のデメリット

タイでは水道水は飲用に使わない
タイの水道水は掃除や洗濯に使用し、飲み水や調理には使用しないようにしましょう。
煮沸をしたとしてもおススメしません。食器を洗う時もできればミネラルウォーターを使うなどの注意が必要です。

タイで暮らすにはビザの取得が必要
タイ移住にはビザの取得が必須です。仕事でタイに移住する方は、ワークパーミット（タイの労働許可証）が、老後をタイで過ごすために移住する方はリタイアメントビザが必要です。

日本製のものは高い
タイ・バンコク内で日本製のものを購入しようとすると、当然のことながら、日本で買う価格より２倍ほどに高くなってしまいます。ですので、帰国した際にまとめ買いをされる方も多いようです。
どうしても日本製で必要なものがある場合、日本に頼れる人がいれば国際郵便で送ってもらうこともできます。日本郵便で「EMS」（速達扱い）だと約3日間で届くことも可能です。
また「eパケット」は2kgまでの制限があり約7日間かかりますが　料金的にお得です（2kg で2,310円）。

日本語だけでタイ・バンコクで暮らせる？

バンコクのスクンビットエリアにある日本人街では、ほとんどのシーンで日本語が通じます。が、日本人街以外のところでは、日本語はもとより英語も通じないといったシーンに出くわすことがあります。
どの国に暮らすとしても同じことが言えますが、現地語（タイ語）で日常会話ができるくらいになっておいた方がいいと思います。

物価のはなし

日本に比べて物価が安いと言われているタイ・バンコクですが、住むエリアによって物価が違うのもまた事実。バンコクの中心部に住むとしたら、もう少しかかるかもしれません。
また、日本の日用品や食料品を求めると　生活費は高くなりがちです。安いはずの物価も逆に高くなってしまいます。日本食の回数を抑えタイの食文化に親しんだり、日用品はタイ製のものに慣れるなどの努力は必要かもしれません。

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日本とは違うバンコク賃貸物件のいろいろ

タイ・バンコクの賃貸物件には、１人のオーナー（一つの企業）が建物すべてを所有管理している「アパート」、同じ建物の中でも各部屋ひとつひとつでオーナーが違う「コンドミニアム」、メイドサービス（ホテルのようにシーツとタオルの交換、ベッドメイキングなど）が付いている「サービスアパート」の３種類があります。

また、タイ・バンコクの賃貸物件は生活に必要な電化製品や家具などがひと通り備え付けられているのが一般的です。
そしてうれしいことに、ほとんどの物件にフィットネスルームやプールなどが併設されています。中には子供の遊び場、テニスコート、ゴルフ練習場、サウナ、などが付いている物件もあります。

暮らしやすいエリア

なんといってもバンコクのスクンビットをおすすめします！スクンビットには日本人が多くすんでいるので、日本でも聞き覚えがあるような名前の日本食レストランや日本食材を扱うスーパーマーケット、日本人が経営している美容室、日本人学校や幼稚園、日本語で対応してくれる病院や薬局など、日本人向けのいろいろなサービスを受けることができる店舗が揃っています。

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