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お役立ちコラム

駐在員としてタイ・バンコクに赴任することに!まず気を付けたいこと

2021/11/03

タイ・バンコクに赴任する際に気を付けたいことーサムネイル


バンコクへの赴任が急に決まった!
お部屋探しや荷物の準備などは進んではいるものの、全く知らない土地での生活に心配されることも多いでしょう。
ここでは実際にタイで駐在生活を送る際に気を付けたい人間関係やマナーなど、初めてタイに赴任される方が事前に知っておくべきポイントをご紹介します。

タイではNG?知っておくべきマナーとルール

 

タイ・バンコクに赴任する際に気を付けたいことー1


タイは仏教国なので、日本人からすると親しみを感じるかもしれませんが、仏教的なマナーなど日本の常識とは異なるマナーもあります。

日本では問題がなくても、タイでは恥ずかしい行動や無礼な行為になることも。
中には法律に触れる場合もあり、知らないでは済まないこともあります。タイの駐在生活を気持ちよく過ごすためにも最低限守るべきマナーを紹介します。

王室への不敬はNG

タイでは王室への悪口や批判など、侮辱的な行為を行うと不敬罪の対象として罰せられます。
実際にSNSで同様の行為があり、逮捕された人もいるので、絶対に失礼のないように注意してください。
もちろん王族の肖像画や王族が描かれている紙幣など、関連する物品を乱暴に扱うことも禁止です。

仏教と僧侶に敬意を払う仏教に敬意を払う

タイは国民の約95%が仏教徒と、仏教はとても大切で神聖なものとされています。
日本人はあまり関心のない方も多いですが、タイ人の仏教への信仰に敬意を払うように心がけましょう。

参拝のマナー

<露出の多い服装は避ける>
寺院は神聖な場所なので、タンクトップやミニスカート、サンダル、短パン、ダメージジーンズなど、肌の露出が多い恰好では入場できません。
またハイヒールやサンブラス、帽子もNGとされているので注意するようにしましょう。
大きな寺院などでは肌を隠すための布を貸し出しているところもあります。

<本堂では靴を脱ぐ>
寺院の本堂では靴を脱ぐことがルールとされています。周りの人が脱いでいるときはそれに倣って靴を脱ぐようにしましょう。
英語などで案内も表示されていることもあるので、それを見て判断することもできます。

<女性は仏像に触れない>
タイでは女性が仏像に触れることは禁止とされているので、誤って触らないよう注意しましょう。
ただし、仏像に金箔を貼ることがあり、その行為は例外とされているので触っても問題ありません。

女性は僧侶に触れてはいけない

タイの僧侶は人目のない場所で女性と二人きりになることや接触することが禁止されています。
街の人混みなどで、すれ違う時は触れないように気を付けましょう。道で見かけたら道を譲って通り過ぎるまで立ち止まる女性もいます。
また交通機関によっては専用シートもありますが、電車では間違って触れないよう隣の席に座らないように気を付ける必要があります。

国歌が流れたら直立不動

タイでは駅や公園などの公共の場で、朝8時・夕方18時の1日2回、国家が流れます。国家が流れると足を止めて動かず、国家や王室への敬意を表すことが決められています。
外国の方は動いても問題ないですが、周りのタイ人に倣って敬意を表すように心がけましょう。

頭を撫でない、足を人に向けない

タイでは、人の頭を神聖なものが宿るところとして扱うので注意しましょう。その一方、身体の一番下にある足は不浄なものとされています。
人に足を向ける行為以外にも足をテーブルの上にのせる、足でものを動かす、大きな足音を立てる、人をまたぐ、のような行動もNGとされています。
また左手も不浄な場所とされています。左利きの人が知られるようになったことで以前より許されるようになっていますが、地方の方や年配の方と接するときは左手で握手したり、指をさしたり、ものを渡したりすると嫌がられることもあるので気を付けましょう。

タイ式のあいさつ

タイには、ワイという挨拶があります。
ワイは、手と手を合わせる合掌の挨拶で、相手からワイで挨拶されたらこちらもワイで返すのがタイのルールとなります。
ワイにはいくつか種類がありますが、基本的には年齢や身分の低い方からするものです。
高齢者やかなり地位の高い方はワイを返さないこともありますが、一般の方が返さない場合は横柄な態度となるので気を付けましょう。

<最上級のワイ>
親指を眉間につけるワイで、仏像や僧侶などに行うものです。

<目上の人へのワイ>
親指を鼻につけるワイです。

<同格や目下の人へのワイ>
胸の前で行うワイです。

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タイ・バンコクに赴任する際に気を付けたいことー2


人間関係が大切

当たり前のように思うかもしれませんが、タイ人は「この人は信用できるか」ということが基盤となり、職場で良好な人間関係ができていないと仕事も捗らないこともしばしばあります。
日頃から仕事以外の会話も積極的にするようにしましょう。
特に挨拶は大切で「元気?」「疲れてないか?」という言葉をいつも掛け合っています。この言葉はタイ語で話せるよう覚えておくといいでしょう。いつでも質問や相談できる関係を構築することが大切ですが、細かく指示しすぎるとやる気がなくなったり、指示通りの作業だけになってしまったりするので、バランスも大事になってきます。


人前で注意・指導をしない

タイ人は面子を潰されることを嫌うので、人前で怒られたり叱られたり、プライドを傷つけることは控えましょう。
もし指導や注意をするときは会議室などの個室に呼んで、二人きりで話すようにしましょう。逆に褒められることが好きなので「褒めて伸ばす」ほうがタイでの仕事は進めやすいかもしれません。


時間の概念と約束

タイ人は比較的時間に対してルーズな人が多く、人を待たせることや自分が待つことに対してあまり気にしないです。
約束についても守らないのが普通なので、仕事で期日が決まっている場合や、どうしてもやらなければいけない作業は、何度も念押ししたり、予め余裕をもったスケジュールで進めたりすることをおすすめします。

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