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お役立ちコラム

タイ・バンコクの不動産情報(不動産の購入プロセス)

2022/12/23

タイに長期滞在を希望されている方は必見です。

東南アジアの中部に位置するタイは温暖な気候が特徴で、世界遺産や遺跡が多く、プーケット島などの自然やゴルフ場といったリゾート施設も多いことから世界中から旅行者が訪れる観光大国です。そんな中、外務省の「海外在留邦人数調査統計、令和4年版」ではアメリカ、中国、オーストラリアに次いでタイが4位にランクインするほど日本人の滞在者が多い国となっています。

そんなタイではコンドミニアムを始めとする不動産物件やショッピングモールなどの建設ラッシュがここ数年続いています。そのため投資を目的として購入する人も少なくありません。そこで今回は日本人を含め外国人がタイで不動産を購入する方法や手順についてご紹介します。


外国人である日本人はタイで土地を購入できない

タイに長期滞在を希望されている方は必見です。

タイではタイ国籍を持っていない外国人が国内の土地を購入することはできません。法律で禁止されているのです。タイ国籍を持つ人の名義を使用して土地を購入することも法律違反となっています。例外としてBOI(タイ投資委員会)に認定されている企業、もしくはIEAT(タイ工業団地公社)に認定されている工業団地に立地する企業に限り、外資比率に関係なく土地を取得することが可能となっています。

1999年5月に改正されたタイの土地法によると、投資資金を4,000万バーツ以上(約1億5,000万円)保有している場合に限り、居住を目的とした土地を1ライ(1,600平方メートル)まで購入することが可能とされています。


外国人である日本人でもコンドミニアムの購入は可能

タイに長期滞在を希望されている方は必見です。

日本人を含む外国人がタイ国内の土地を購入することは上記のような例外を除き法律で禁じられていますが、コンドミニアムの購入は可能です。ただし、1棟のコンドミニアムのユニットの総面積あたり49%を越えて所有してはいけないという制限がコンドミニアム法で定められています。

そして購入の際には「外貨送金証明書」という購入資金の証明が必要となります。
物件の購入価格を上回る外貨を用意し、タイの口座へ送金して送金先の銀行で「外貨送金証明書」を取得します。その後、取得した「外貨送金証明書」を土地局に提出することで証明されます。


タイ不動産を購入する際の手順

タイに長期滞在を希望されている方は必見です。

外国人でもタイの法律を正しく理解しルールに従うことでタイ国内でコンドミニアムを購入できます。ここからは購入の際の手順や注意事項をご紹介します。


1.エージェント選び

まずは信頼できる不動産業者、エージェントを探します。ネットでタイの不動産情報を検索すると幾つもの業者やエージェントのサイトが並んでいます。詳しく見て行くと日系の業者からタイ国内に拠点を置く業者、海外の不動産全体を扱う業者もあれば個人でタイ(バンコク)のコンドミニアムに特化して扱っているエージェントまで様々です。常に日本人が対応してくれるのが何より安心ですが、せめて日本語がしっかりと理解できるスタッフがいる業者であることを確認しておきたいですね。
更に、日本国内で不動産を購入する場合とは違い、現地からの連絡に時間が掛かったり詳細な情報が思うように集められなかったり場合も。その国の文化や生活習慣、ビジネスの常識などがあることを心に留めておく方が良いと思われます。


2.購入物件の選定

購入する物件は、新築なのか中古物件なのか、また、自分の居住用なのか・賃貸用なのかを決めます。タイで新築物件とは竣工前に売り出しを始める「プレビルド」と呼ばれる物件が一般的で、特に売り出し開始の時期は人気物件に多くの購入希望者が見学に訪れます。部屋の間取りや広さなど選択肢が多いこともこの時期に注目が集まる理由の一つです。ただ、竣工前なので実際に完成するまで数年かかる場合もあり、時には途中で建設が取りやめになってしまうケースもあるので注意が必要です。

それと比較して中古物件は条件が良ければ割安で購入できる場合があります。完成した物件を購入する形なので直ぐに入居、もしくは賃貸物件として活用が可能です。
それぞれのメリット・デメリットを理解し自分の購入目的や資金に合った購入の仕方を決めましょう。


3.現地視察

購入物件を決めるのに欠かせないのが物件の視察です。居住するとしても賃貸物件として利用するとしても、実際に内装や周囲の環境など図面だけでは分からない部分を確認しておくことは大切です。新築物件の多くは予定地やその近隣にモデルルームを用意して、内装や設備を見学しながら生活をイメージできるようになっています。中にはオンラインでの見学が可能な物件もあるので利用してみるのも良いでしょう。
日本で新型コロナウイルス感染症の対策として入国規制が行われているようにタイも徐々に緩和されてはいますが入国規制があります。タイを訪れたことがない人やタイの土地に詳しくない人はワクチン接種証明書や陰性証明の用意などの情報を確認して、現地に足を運び視察することをおすすめします。


4.予約金の支払い

充分に考慮し購入する物件を決めたら予約金を支払います。予約金は予約フォームへの記入と同時に支払うのが通常です。
予約金の相場は不動産購入価格の1%程度となっていて、現金もしくはクレジットカード決済に対応している場合は利用が可能ですが、現金で支払う場合を考慮してタイバーツを準備しておくことをおすすめします。
人気の物件は申し込みが殺到しあっという間に完売御礼となる場合もあります。また気に入った部屋を逃す可能性もあるので、早めに予約をすることをおすすめします。ただし、予約金が返金不可となっている場合もあるので、支払い前に詳細を確認するなど慎重に進めることが大切です。


5.購入の契約

予約が完了したら残金の支払いと契約書に署名し売買契約を結びます。契約書はタイ語で書かれていますが英訳が付いている場合もあります。タイ語が分からない、英語も苦手という場合はエージェントに詳細を確認しながら内容を把握するようにしましょう。このような契約の際の同席などを含めエージェントにはコンサルティング料金の支払いが必要になります。


6.頭金と残金の支払い

新築物件と中古物件で支払い方法が異なります。新築物件は予約金とは別に、売買契約と同時に頭金を支払う必要があります。予約金の支払いから2週間~1ヶ月以内に売買契約を行い、物件価格の10~20%程度の頭金を支払います。この時に購入金額の証明として「外貨送金証明書」が必要になります。タイの国外からタイ通貨のバーツ以外の外貨で送金し証明書を取得します。証明書には送金目的として「コンドミニアム購入のため」と記入します。これによって“外国人がタイのコンドミニアムを購入した”と証明できるのです。

その後は物件の建設が進むに合わせ分割で支払っていき完成間近に残金を支払います。その際に物件によっては修繕積立金や共益費などの支払いを求められる場合もあります。
中古物件はシンプルで、まず予約金や手付金などの名目で10~20%を支払った後、期日までに残金を支払います。その後直ぐに登記の移転手続きへと進むので資金や必要書類の用意を早めにしておくことが重要です。


不動産・お部屋探しはバンコク不動産が徹底サポートいたします!

不動産購入の前に、一度バンコクに短期滞在してみることをおすすめします!現地でタイ・バンコクを感じながら 購入についてのエリア選び、不動産探しなどを検討されるといい物件に巡り合えます。バンコク不動産は2015年からタイ・バンコクで日本人向け不動産紹介業(サービスアパートからコンドミニアム)を行っています。2022年6月にバンコク不動産仲介業の老舗「タカラホーム」より不動産事業の譲渡を受けました。ますます便利に、ますます正直な不動産会社として頑張ります。弊社の運営する春らんまんカフェ&バー(春カフェ)にも遊びに来てください。





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