タイ・バンコクBTSの種類や料金、チケットの買い方を解説
2021/12/10
バンコクの住んでいる方や観光客の交通手段として使われているBTS。市内中心部のあらゆる場所に路線が張り巡らされ、それなしでは生活ができないほど、重要な存在となっています。
今回は、BTSの基礎知識や駅情報、チケットの買い方などを紹介します。これからバンコクに住むという方はぜひ通勤などの予備知識を覚えておきましょう。
BTSとは
BTSはバンコクの高架鉄道システムで運営している会社「Bangkok Mass Transit System Public Company Limited.」の頭文字からBTS、日本語ではバンコクスカイトレインと呼ばれています。
BTSはシーロム線・スクンビット線の2種類
BTSはシーロム線・スクンビット線の2つの路線があります。
運行時間は5時15分〜24時00分、運行間隔は4〜8分に1本です。日本のように電車の到着・発車時間に決まりはなく、決まった間隔で運行されています。運行間隔は通勤ラッシュのときに短くなります。また、チケットの販売は6時~24時となっています。
タイ語で電車は?
タイ語で電車は、「ロットファイ」、「ロットファイファー」といいます。
ロット:車
ファイ:火
ロット:車
ファイファー:電気
2つとも同じような意味ですが、ロットファイは火を使って走る汽車に対して使われていたもので、現在の電車は「ロットファイファー」と呼ぶ場合も多いです。
BTSの駅と読み方
BTSシーロム線
シーロム線はサナームキラーヘンチャート(National Stadium)からバーンワー(Bang Wa)までの間を結ぶ路線で、13駅が存在します。
サナームキラーヘンチャート駅(National Stadium)
サイアム駅(Siam)
ラーチャダムリ駅(Ratchadamri)
サラデーン駅(Sala Daeng)
チョーンノンシー駅(Chong Nonsi)
スラサック駅(Surasak)
サパーンタークシン駅(Saphan Taksin)
クルントンブリー駅(Krung Thonburi)
ウォンウィアン ヤイ駅(Wongwian Yai)
ポーニミット(Pho Nimit)
タラートプルー(Tarat Phru)
ウターカート(Wutthakat)
バンワー(Bang Wa)
BTSスクンビット線
スクンビット線はワット プラ シー マハタート(Wat Phra Sri Mahathat)からケーハ(Kheha)までの間を結ぶ路線で、40駅が存在します。
ワット プラシー マハタート(Wat Phra Sri Mahathat)
11th インファントリー レジメント(11th Infantry Regiment)
バンブア(Bang Bua)
ロイヤルフォレスト デパートメント(Royal Forest Department)
カセサートユニバーシティ駅(Kasetsart University)
セナニコム駅(Sena Nikhom)
ラチャヨーティン駅(Racha Yothin)
パホンヨーティン駅(Phahon Yothin)
ハーイェクラットプラオ駅(Ha Yaek Lat Phrao)
モーチット駅(Mo Chit)
サパーンクワーイ(Saphan Kwai)
アーリー(Ari)
サナームパオ(Sanam Pao)
ビクトリーモニュメント(Victory Monument)
パヤタイ(Phaya Thai)
ラチャテウィー(Ratchathewi)
サイアム (Siam)
チットロム(Chit Lom)
プルンチット(Phloen Chit)
ナナ(Nana)
アソーク(Asoke)
プロンポン(Phrom Phong)
トンロー(Thong Lo)
エカマイ(Ekkamai)
プラカノン(Phra Khanong)
オンヌット(On Nut)
バンチャック(Bang Chak)
プンナウィティ(Punnawithi)
ウドムスック(Udom Suk)
バンナー(Bang Na)
ベーリン(Bearing)
サムローン(Samrong)
プーチャオ(Pu Chao)
チャーンエラワン(Chang Erawan)
ロンリアンナーイルア(Royal Thai Naval Academy)
パクナム(Pak Nam)
シーナカリン(Sirinagarindra)
プレックサー(Phraek Sa)
サイルアット(Sai Luat)
ケーハ(Kheha)
BTSのチケットの種類と料金
バンコクBTSで使われるチケット・切符は3つのタイプに分かれています。
1回分の乗車券・乗車カード
購入当日のみ使える乗車券です。目的地までの距離に応じて料金が加算されます。使い方は改札機の上の「TAP HERE」のところにカードを当てるだけ、改札を出るときは改札機についているカード挿入口にいれるとカードが回収される仕組みです。
料金:16バーツ(約55円)~59バーツ(約205円)
一日乗車券・1日乗り放題カード
乗車距離や回数に制限がなく、購入当日の24時までBTSに乗り放題の乗車券。観光や旅行で移動が多いときにおすすめです。使い方は改札に入るとき・出るときに改札機の上の「TAP HERE」のところにカードを当てるだけです。有効期間をすぎると使えなくなるので各自で破棄します。
料金:140バーツ(約490円)
ラビットカード・回数券
日本の交通系ICカードと同じようなもので事前に電車代をチャージできるものです。学生用は緑、大人はオレンジ、シニアはピンクのように種類が複数あります。注意点としてはBTSのみでしか使えないので地下鉄やバスに乗るときはそれぞれの乗車券が必要となります。
通勤や通学で使う定期券のような使い方もできるのでバンコクに住まれる方におすすめです。有効期限はカード本体が5年、チャージしたお金は最後にチャージしたときから2年となっています。また定期券(回数券)は15回・25回・40回・50回と回数に応じて料金が変わり、購入から30日間が過ぎると使用できる回数がリセットされます。
使い方は改札に入るとき・出るときに改札機の上の「TAP HERE」のところにカードを当てるだけです。改札機についている画面にチャージしてある金額や定期券の残り回数や期限が表示されます。
料金:初回発行手数料100バーツ(約350円)+初回チャージ料金100バーツ(約350円)
乗車券の購入方法
先ほど紹介した乗車券はそれぞれ購入方法が異なります。使う乗車券がどこで買えるか覚えておきましょう。
1回分の乗車券
駅にあるチケット売り場もしくは自動券売機で購入できます。自動券売機は硬貨のみ使用できるタイプとお札も使えるタイプで分かれているので注意しましょう。
一日乗車券
チケット売り場で購入できます。
ラビットカード
チケット売り場で購入できます。カードを始めて作りたい場合は、その旨と最初にチャージする金額をスタッフに伝えましょう。すでにカードを持っている場合はチャージする金額もしくは回数券の希望の回数を伝えてください。
通勤やお出かけに便利なBTS。周辺物件をお探しならバンコク不動産へ
バンコクの移動に便利なBTSスカイライン。できるだけ駅地下の物件だと通勤も便利ですよね。BTS駅周辺には日本人向けの物件もたくさんあります。
どの駅に近いお部屋にすればいいかわからない、この駅の近くにある物件を見てみたい、などございましたら気軽にお問い合わせください。バンコク在住の日本人スタッフが、これまでの豊富な経験をもとに、あなたのお部屋を探します。