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タイの祝日について解説!2022年の予定は?

2021/12/03

タイの祝日について解説!2022年の予定は?

海外で生活する場合、祝日をしっかり把握しておくこともとても大切です。
祝日それぞれに国ならではの風習やルールがあり、知らずにいるとマナー違反となってしまう場合があります。
もちろんタイにも歴史や伝統に由来するさまざまな祝日と、それに伴ったルールや風習があります。タイの祝日にはどんな背景や風習があるのか、2022年の祝日の日付とともに確認していきましょう。


タイの祝日についての基礎知識

タイの祝日について解説!2022年の予定は?

タイには仏教由来の祝日があり、人々の暮らしに深く根付いています。
またそれらはいずれも太陰暦(旧暦)に基づいているため日付が毎年変わります。
そして祝日が土日と重なる場合には翌日以降に振り替えられます。
そのほか日本ではお正月は太陽暦の三が日となっており、一般的には太陰暦のお正月をお祝いすることもまれですが、タイでは太陽暦と太陰暦のお正月の両方を盛大にお祝いする習慣があります。
日本で暮らしていると日ごろ太陰暦を用いることがあまりありませんので、慣れるまでは少々混乱してしまいそうですね。


民間企業だけが休みの日もあるので注意

一風変わったところでは、タイには民間企業がお休みになる祝日と、官公庁が休みになる祝日があります。
レイバーデーという祝日は民間企業が休日となり、カオパンサーという祝日は官公庁が休日となります。
レイバーデーはいわゆるメーデーにあたるもので、カオパンサーは仏教由来の祝日です。
仏教由来の祝日に公的機関がお休みになるのは、まさに仏教国のタイならではといったところで、それぞれに異なる背景があるのはとても興味深いですね。


禁酒日とは

敬虔な仏教国であるタイは、禁酒日が設定されています。
後述するマカブーチャ(万仏祭)などの仏教由来の祝日や、選挙の日が禁酒日となり、この日は酒類の販売が禁止されます。
つまり仏教由来の祝日は毎年日にちが変わるとともに禁酒日となりますので、慣れないうちは要確認です。
この日にうっかりお酒の席をもうけるといったことが無いように気を付けないといけませんね。
ただし、事前に買っていたものを自宅で飲むことは禁止されていませんので、個人的にたしなむ分には問題ありません。
しかし中には飲酒自体をしないと決めている敬虔な方も居ますので、失礼にならないように気を付けましょう。


2022年タイの祝日一覧

それでは月ごとの主な祝日を紹介していきます。


1月

・お正月(1月1日)
1月1日は太陽暦のお正月です。
世界各国でニューイヤーを祝う、万国共通のお正月ですね。
この日はタイも日本のお正月と同じく大みそかに親戚が集まったり、花火が打ち上げられるなど、たいへんなにぎわいを見せます。
日本では一般的に12月28日頃~1月3日頃までが年末年始のお休みとなりますが、タイでは大みそかの12月31日と1月1日の2日間の休暇となります。
(1月1日が土日の場合は振り替えられて1月2日までお休み)


2月

・万仏祭(マカブーチャ)(2月16日)
万仏祭はタイ語でマカブーチャと呼ばれる仏教由来の祝日です。
太陰暦が基準のため、太陽暦になぞらえると毎年日付が変わります。
仏陀が入滅する3か月前に竹林精舎で戒律を説き、悟りを得た1250人の比丘が終結した奇跡を祝う日で、この日は禁酒日となります。
太陽暦と太陰暦を間違えないように気を付けましょう。


3月

3月は祝日がありません。
日本でいうところの春分の日もありませんので気を付けましょう。


4月

・チャクリー王朝の記念日(4月6日)
こちらは正式名称をプッタヨートファーチュラーロークトーン・ドゥワン大王記念日(またはチャクリー王朝記念日)と言います。
ラーマ1世が1782年にチャクリー王朝を立朝し、首都をバンコクと定めた記念の祝日です。

・ソンクラーン(旧正月) (4月13日~15日)
タイの伝統的な新年を祝う日で、水かけ祭りとしても知られています。
民族衣装で着飾った人たちのパレードが行われ、通行人同士が水をかけあうたいへん賑やかな祝日です。
街中がお祭り騒ぎとなり、寺院の境内では仏像に水をかけてのお清めや、托鉢僧にお供え物をするといった伝統的な儀式が執り行われます。
都市によって日程や風習が若干変わることがありますので、移住される地域の情報を調べておくと安心です。


5月

・レイバーデイ(5月1日) ※民間企業のみ休み
こちらは先述しましたが、いわゆるメーデーにあたる祝日で毎年5月1日です。
民間企業の休日のためほとんどの企業がお休みとなりますが、スーパーや飲食店などは通常通り営業しています。

・戴冠記念日(5月4日)
こちらは新しい祝日で、2019年に現国王ラーマ10世が即位した5月4日が戴冠記念日として定められました。

・仏誕祭(ヴィサカブーチャ)(5月15日)
仏陀の誕生、悟り、入滅がいずれも太陰暦暦6月の満月の日に起きたという伝承があり、その生涯を記念して設けられた祝日です。
この日タイの人たちは家族で寺院に赴き、読経や瞑想を行います。
また、樹木の日としても祝われています。


6月

・スティダー王妃の誕生日(6月3日)
現王妃であるスティダー王妃の誕生日を記念した祝日です。
ラーマ10世の戴冠記念日とともに新たに定められました。


7月

・三宝節(アサラハブーチャ)(7月13日)
こちらも太陰暦が基準のため、日付が毎年変わります。
仏教徒がブッダの初転法輪(最初に行った説教)を讃える日で、この日も禁酒日となります。

・入安居(カオパンサー)※官公庁のみ休み(7月14日)
仏教徒の雨季の安居の入りを祝う日です。この日は官公庁がお休みとなります。
カオパンサーは僧侶の3か月にわたる修行に入る日で、反対に修行の最後の日はオークパンサーといいます。

・国王ラーマ10世の誕生日(7月28日)
現国王であるラーマ10世の誕生日です。(1952年7月28日)
ラーマ10世の即位とともに、祝日に制定されました。


8月

・シリキット王太后の誕生日(母の日)(8月12日)
前国王ラーマ9世王妃である、シリキット王太后の誕生日にあたります。
別名「母の日」としても祝われます。


9月

9月も祝日はありません。
日本のシルバーウィークにあたるお休みもありませんので、うっかりレジャーの計画などを立ててしまわないように気を付けましょう。


10月

・プーミポン・アドゥンヤデート大王記念日(10月13日)
2016年10月13日、前国王ラーマ9世が崩御された日が、祝日として制定されました。

・チュラロンコーン大王の記念日(10月23日)
タイの三大国王の一人、ラーマ5世が崩御された10月23日を祝日と定めたものです。
タイを近代国家に導いた主導者として、今なお崇敬の篤い国王です。


11月

11月も祝日はありません。
日本であれば文化の日や勤労感謝の日がありますが、タイは12月まで祝日が無いため、ちょっぴり残念ですね。
しかし晩秋冷え込む季節の日本とは異なり、タイは温暖で過ごしやすいシーズンとなりますので、上手に気分転換をしましょう。


12月

・ラーマ9世の誕生日(12月5日)
前国王であるラーマ9世の誕生日を祝日と定めたものです。
日本の「昭和の日(旧みどりの日)」と似ていますね。
また別名「タイ王国の日」「父の日」とも呼ばれています。

・憲法記念日(振替)(12月10日)
1932年12月10日は、タイ王国で初めての憲法となる「タイ王国憲法」が公布された日です。
近代国家としての大きな歩みの節目として、祝日に制定されました。

・大晦日(12月31日)
お正月と同じく太陽暦12月31日は大晦日となります。
日本ではお正月準備の大詰めかと思いますが、タイではこの日に親戚が集まり、新年を迎えるお祝いをします。
そういった点でも日本とは異なりますので、タイのご家庭にお招き頂く場合は新年の準備を早めに済ませておくと安心ですね。


いかがでしたでしょうか。
タイは日本とも親交が深く、遠い国でもありませんが、文化や風習はまったく異なります。タイならではの祝祭日の背景や楽しみ方も知っておくと、タイでの暮らしがより味わい深いものになりそうですね。


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タイの祝日について解説!2022年の予定は?

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