タイ・バンコクのゴルフ場事情!名門ゴルフ場も紹介
2021/12/03
タイ・バンコクには数十か所のゴルフ場があります。そのほとんどが市内から車で1時間足らずの場所に位置しています。そのため休日や特別な日だけでなく仕事終わりにナイターでゴルフを楽しむ人もいて、ゴルフ愛好家には嬉しい「ゴルフ天国」と言える地域です。
水と緑の調和を重視した景観が人気のコースや、初心者から上級者まで幅広く楽しめるコースなどバラエティに富んでいます。
更に気候的に一年を通し温暖なことから、時期を選ばず天気に左右されずプレイできることも支持される理由の一つです。
以上のようなことから国内外を問わず多くの人がゴルフを楽しみに訪れます。
ゴルフ場の料金相場
タイのゴルフ場を利用する際はグリーンフィに加えてキャディフィ・カートフィがかかります。キャディフィ・カートフィが込みとされている場合と別料金の場合があるので確認が必要です。
グリーンフィは安いところであれば1000バーツ程度から利用できます。安いゴルフ場は外国人観光客が多く利用している印象です。
名門クラブは5000バーツ以上かかるところもあります。
ゴルフ場の予約方法
ゴルフ場に直接予約する方法とツアー会社を通じて予約する方法があります。ツアー会社には諸費用を含んだパッケージプランやツアーがあり、初心者の方や企業のイベントで利用する場合などは便利です。
タイ・バンコクの名門ゴルフ場
タイには世界的に有名な名門ゴルフ場がいくつもあります。歴史あるゴルフ場から国際的な大会が開催されたことのあるゴルフ場までさまざま。その他プロの選手や有名人が利用するゴルフ場や大手のグループ系ゴルフ場まで様々です。
その中からいくつかご紹介します。
アマタスプリングカントリークラブ
バンコク市内から約1時間のプライベートゴルフクラブです。2005年に作られた18ホール、パー72、7,453ヤードのコースはメージャートーナメント開催を前提に作られたチャンピオンコースです。比較的、フラットなコースですがバリエーション豊かなバンカーとウォーターハザードがプレーヤーに戦略を求めます。
本当にキレイなコースで、一瞬プレーを忘れて観光に来ているような気になります。
17番ホールpar3 は名物ホールの浮島グリーンです。写真の撮影ポイントとしても有名です。現在、タイで最高級のゴルフクラブと称されるコースでタイを訪れる日本人ゴルファーが一度は回ってみたいコースです。
キャディのチップがインクルードされていたり、キャディを指名出来なかったりということもありますが、重要な接待に利用できる特別なゴルフコースです。
タイカントリークラブ
バンコク中心部から東へ約60分にあるタイで最も有名なゴルフ場で1996年にオープンしました。
1997年「ホンダクラシック」が開催された時にタイガー・ウッズが海外初優勝に輝いたことでも知られており、クラブハウスのロッカーNo.1には今も彼のネームプレートが残されています。
コースに使用されている芝はハワイ産の「パスパラムグラス」。青々とした色が特徴で鮮やかな見た目で気持ち良くプレイできるほか、水はけが良くタイ特有の雨季や乾季に左右されないことも特徴です。
上級者から初心者まで楽しめる多彩なコースレイアウトも人気の理由に挙げられます。
クラブハウスは世界の大都市で高級ホテル事業を展開するペニンシュラグループが運営しています。クラブハウス内のレストランには日本食などアジア料理を含め豊富なメニューが用意され、高級ホテルの味を楽しめます。
大型のジャグジーや宴会場、ミーティングルームなどの設備も充実。行き届いたサービスと落ち着いた雰囲気が演出されていることからタイの富裕層や各国の駐在員などVIPクラスの人々も利用しています。
利用料金はキャディ、カート料金込みで平日が5250バーツ、土日が6650バーツ。月曜休みとなっています。
ナワタニ・ゴルフコース
1973年に創設した歴史あるゴルフクラブです。コースは1975年にタイで初めて開催された「ワールドカップ」のために造られました。コースレイアウトは全長6903ヤード。設計は有名ゴルフ場設計家R.T.ジョーンズJr.が手掛けました。1999年にはタイ国王生誕72周年の祝賀記念日に開催された「タイランドカップ」のホストコースになり、同年米国ゴルフダイジェスト誌のタイ国内No.1ゴルフコースに選ばれました。
バンコク中心部から北へ約40分とアクセスも良好。コース内には多くの樹木が植えられローズウッドの緑が茂る森や、南国を象徴するブーゲンビリアの花が咲く美しい景観を楽しみながらプレイできます。中でも6番ホールはこのゴルフ場の名物として知られていて、ホールを分断するS字型の湖を攻略するためには高度な技術が必要とのこと。
レストランでは地元タイ料理のほか、日本食など様々な料理が用意されています。
サウナやフィットネス、プールやテニスコートなどの設備もあるため、ファミリーでも楽しめるゴルフ場です。
利用は平日のみで料金は5300バーツ。ただし月曜は休業しています。
アルパインゴルフクラブ
バンコク中心部から北へ約50分にある国内屈指の名門ゴルフクラブです。
2000年と2004年に「ジョニーウォーカークラシック」が開催されたことでも知られ、特に2000年大会ではタイガー・ウッズが優勝したことで有名です。
コースはゴルフコース・デザイナー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれたことのある世界的に有名なコースデザイナー、ロナルド・M・ガールの設計によるもの。彼にとってアジアでは初めてのプロジェクトでした。1232㎢もの広大な敷地は当初平坦な場所だったため、何百もの木を植え大量の砂を敷き詰めるという大規模工事を行い、豊かな緑や美しい池、小高い丘など美しい景観の中でプレイができる理想的なゴルフコースを造り上げました。
コースレイアウトはタイ国内随一と言われる難易度で上級者にも支持されています。
ロッカールームにはサウナやジャグジーがあるなど設備も充実。クラブハウス内にはレストランや宴会場があり、軽食からディナーまで楽しめます。メニューはフレッシュフルーツジュースやアルコールといったドリンク類。パスタやピザ、ラーメンやステーキなどのフード類が豊富に用意されています。
フィットネスやエアロビクス、水泳などゴルフ以外のスポーツもできるためファミリーでの利用にも適しています。
利用はキャディ、カート料金込みで平日が5300バーツ、土日が7700バーツです。月曜休みとなっています。
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いかがでしたか?
「ゴルフ天国」と呼ばれるバンコクには他にも多くのゴルフ場があります。どの施設も観光客やバンコクで暮らす外国人、地元のゴルファーだけでなくプロのゴルフプレイヤーに至るまで幅広く支持される魅力がいっぱいです。
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