タイ・バンコクのタクシー事情!料金体系や相場は?安心安全に利用するコツ
2021/12/02
タイ・バンコクで生活するうえで重要な物のひとつが移動手段。自家用車を購入、またはレンタルする方も多いと思いますが、タクシーや公共交通機関を利用することも多いでしょう。バンコク市内を走る都市鉄道であるBTSやMRTを利用する方以外はタクシーが最も手軽な交通手段となります。
タクシーの種類は色で判別できる
タクシーを選ぶにあたって、タクシーの種類を知ることは重要です。バンコクのタクシーはカラフルなことでも有名。特にピンクのタクシーはインパクトがありますね。実はタクシーの色を観ればタクシーの種類がわかるようになっているんです。
単色タクシーは法人タクシー
まず、単色のタクシーは法人タクシー=企業に所属しているタクシーです。それぞれのタクシー会社によって色が違っていて、ピンク・緑・水色・黄色・オレンジ・赤など様々な種類があります。タクシーの対応・サービス面はタクシー会社よりもドライバー個人に依存するところが大きいため、どの色のタクシーが良いかは一概には言えません。
ツートンカラーのタクシーは個人タクシー
単色カラーのタクシー以外に、ツートンカラー(2色)のタクシーが走っていることもあります。そちらは企業に所属していない個人ドライバーによるタクシー。特に黄色と緑のタクシーが最もよく見かけます。
おすすめは単色の法人タクシー
個人タクシーと法人タクシーを比べると、やはり法人タクシーの方が安全に利用できるようです。企業に所属しているタクシーの方がサービスも安定していて、料金も明朗だと言われています。
タクシーの料金目安
タイのバンコク市内を走っているタクシーの初乗り料金は、1km35バーツ(約120円)です。そこから1〜10km間は1km毎に5.5バーツ、10km~20kmでは1km毎に6.5バーツと、距離が延びるにつれ、少しずつ加算されていく金額も上がっていきます。
空港からバンコク市内へのタクシー料金相場
一例として、スワンナプーム空港からバンコク市内までタクシーで移動する際の料金を考えてみましょう。空港とバンコクの中心部は約30km離れています。空港でタクシーを利用する場合は、空港利用料が別途加算されます。空港利用料(50バーツ)と高速料金(25バーツ程度)にメーター料金を合わせて300〜500バーツ程度が相場のようです。
「ぼったくり」されないために必要なこと
残念ながら、タイにはいわゆる「ぼったくりタクシー」が存在します。メーターを使用しない、あるいはわざと遠回りをして、高額な料金を請求するのです。
注意すべき点としては以下の通りです。
・向こうから声をかけてくるタクシーは相手にしない(空港や観光地では特に注意)
・乗る際はメーターが使えるかどうか必ず確認する
・個人タクシーよりも法人タクシーを選ぶ
・古いタクシーよりも新しいタクシーを選ぶ
乗る前に価格交渉をする必要はなく、メーターが使えるタクシーを選ぶことが大事です。事前に価格交渉をしてくるタクシーは要注意と考えてください。
乗車拒否をされても驚かない
バンコクではタクシーに乗っても乗車拒否をされることはよくあります。交代時間が近いことや、目的地が遠いなどの理由で運転手が気乗りしない場合、タクシードライバーは乗車拒否をすることがあるのです。
運転手に目的地を伝えても乗せられないと言われたら、すぐに別のタクシーを探しましょう。混んでいる場所にわざわざ向かうことは特に嫌がられるため、自分の行きたい方向に向かっているタクシーを捕まえるのがおすすめです。
トゥクトゥクも利用してみよう
タイのタクシーといえば三輪タクシーとして知られるトゥクトゥクも有名ですね。小回りが利く気軽な交通手段としてバンコク市民にも人気があります。せっかくタイに来たらトゥクトゥクにもぜひチャレンジしてみましょう。
コロナ禍でタクシーの屋根が菜園として再利用
最後に、バンコクのタクシーにまつわるちょっと変わったニュースをお伝えします。
コロナ禍の影響を受け、バンコクのタクシー需要は激減。タクシーをタクシー置き場に放置したまま帰郷してしまう運転手が多く、タクシー置き場が放置タクシーでいっぱいになってしまう事態となりました。放置タクシーを有効活用するために、なんとタクシーの屋根で野菜を育てる取り組みが始まったんだとか。タクシーの屋根に土を敷き、カボチャや唐辛子、バジルなどの野菜を育てているそうですよ。
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