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お役立ちコラム

老後の海外移住ってどうなの?おすすめの国、必要な準備、注意点を解説

2021/12/02

老後の海外移住でおすすめな国、必要な準備と注意点

定年退職後に老後を海外で過ごしたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?アジアには日本より物価が安く、年金だけでも裕福な生活を送ることができる国があります。今回は老後の海外移住向いている国や、移住に必要な準備、注意点をまとめて解説していきます。


老後の海外移住におすすめの国



まずは老後の海外移住におすすめの国をご紹介します。移住先として選ぶポイントは以下です。

 ・住みやすさ(気候や、環境)
 ・治安の良さ
 ・物価/生活費の安さ
 ・日本との行き来のしやすさ

これらの観点を踏まえながら老後の海外移住におすすめの国をご紹介していきます。


タイ

タイは物価が安く、バンコクの中心部に高層コンドミニアムに住みながら、食費、光熱費、娯楽費などを含めても10万あれば暮らすことができます。そのため、年金暮らしでも余裕を持った生活を送ることができます。

また、バンコクのスクンビットという地区には、日本人街があります。日本字向けの物件も多数あり、全ての入居者が日本人という物件もあります。スクンビット周辺には、日系スーパーのマックスバリューやフジスーパーがあります。そして、24時間稼働していて、日本人が多数所属しているサミティヴェート病院もあるため、急な体調不良になっても安心です。

治安については、日本より安全とは言わないまでも、バンコクには日本人も多く居住していることもあり、とりたて悪くはありません。ただ、たまに外国人を狙ったひったくり被害も発生しているため、注意は必要です。

タイと日本との時差は2時間。タイまでの飛行機は、新千歳空港(北海道)、成田国際空港、羽田空港、中部国際空港(名古屋)、関西国際空港、福岡空港、那覇空港(沖縄)の計7空港から直行便が出ており、スワンナプーム国際空港もしくはドンムアン空港まで所要時間6時間ほどで到着します。スワンナプーム国際空港もしくはドンムアン空港はどちらもバンコクにある空港です。
直行便が多く出ているため、地元に帰る際や、友人・親戚を呼ぶ場合でも不便を感じることが少ない点も魅力の一つです。


マレーシア

マレーシアは海外長期滞在地として2006年から常にトップを走り続けています。マレーシアは暑いイメージがありますが、実は湿度が低いため日本の夏よりも過ごしやすくなっています。また、朝と夜は涼しくとても活動しやすい気候になっているため、安定した気候の中で生活がしたい方にはうってつけの国です。

物価に関しては、日本の3分の1ほどと安く、マレーシアも年金で余裕を持って暮らすことができます。
生活面に関して言うと、公用語はマレー語ですが、英語を使用する文化もあるため、まったくコミュニケーションが取れないという心配もありません。
また、マレーシアは車社会であるため、長期滞在する場合は、車を手配するとよいでしょう。

治安についてですが、こちらもタイ同様、とても悪いというわけではないですが、日本と比べると少し注意が必要です。スラム街などもあるため、そういったところには極力入らないように、事前に効けな場所は把握しておきましょう。

マレーシアと日本の時差は1時間。マレーシアのクアラルンプール国際空港までの飛行機は、新千歳空港(北海道)、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、福岡空港の計5空港から直行便が出ています。飛行時間は最短の福岡空港からで6時間、加成田・羽田が7時間30分、最長の北海道からは8時間30分になっています。
タイよりは、直行便が出ている都市が少なくなっていますが、それでも主要都市からは出ており、日本との行き来もそれほど頻繁ではないことを想定すると、さほど不便さを感じることはないでしょう。


フィリピン

フィリピンは近年急激に経済成長しており、都市部のマニラや、セブでは物価が日本より、少し安い程度になっています。ただ、その分ショッピングモールなどが多数立ち並び、入り口には警備員がからずといっていいほど待機しています。そのため、治安もとてもよく安心して暮らせる環境です。

また、フィリピンは英語留学の地として選ぶ方も多く、英語でもコミュニケーションが容易にできるため、英語が少し話せれば意思疎通に困ることもないでしょう。

フィリピンの主食は米です。そのため、日本人が親しみやすい食文化であるともいえます。海外の食が合わずに移住をあきらめる方もいらっしゃいますが、そんな方にはフィリピンがうってつけでしょう。また、都市部では日本の食材も比較的手に入れやすく、日本食のお店も多数出店しているため、現地の料理を堪能しつつ、日本食が恋しくなった時にもすぐ食べられるため、食でストレスを感じることはないでしょう。

フィリピンと日本の時差は1時間。日本からフィリピンへ飛行機で行く場合に利用する空港は主に3つあります。1つ目はマニラにあるニノイ・アキノ国際空港で、日本からの直行便が一番多い空港です。日本からは成田国際空港、羽田空港、中部国際空港(名古屋)、関西国際空港、福岡空港、の計5空港から直行便が出ており3~5時間のフライトになります。2つ目のセブにあるマクタン・セブ国際空港へは、成田国際空港、中部国際空港(名古屋)、関西国際空港の3つの空港から直行便が出ています。フライト時間は5時間程度になります。最後に最近発展を遂げていてマニラに次ぐ都市であるクラークのディオスダド・マカパガル国際空港へは成田国際空港、関西国際空港の2つから直行便が出ています。フライト時間は3時間30分程度になります。

タイやマレーシアよりもフライト時間も短く、日本への直行便も多くあるため、日本との行き来もしやすい点も魅力です。


老後の海外移住のメリット



老後に海外移住をするメリットはなんといっても生活費の安さです。会社員だった方の平均の年金支給額は月額14万5千円となっており、日本で暮らしていると、あまり余裕を持った生活ができないのが現状です。そのため、定年を過ぎても再雇用社員として働き続ける方も少なくありません。ただ、日本より物価の安いアジア諸国へ移住することで、年金だけでもゆとりを持った生活を送ることができます。

例として、定年退職済みの夫婦2人でタイに海外移住した場合を想定すると、タイバンコクでのシニア夫婦の生活費は15~20万円と言われています。そして夫婦で月に30万円の年金を受給しているとすると、毎月10万円以上の貯金ができます。もしくは、余ったお金でぜいたくな生活を送ることができます。

これまで必死に働いてきた分、老後は自由にのびのびと海外で過ごしてみるのもいいのではないでしょうか?


老後に海外移住する際の注意点

ここまで海外移住のメリットを紹介してきましたが、ここからは注意すべき点についても説明していきます。

まずは、アジア新興国の経済成長です。アジア諸国への海外移住のメリットは物価の安さにより生活費の少なさでしたが、近年急激に経済成長を遂げている国もあります。特にフィリピンは年間5%の割合で伸びてきているため、日本と物価が変わらなくなる可能性があります。

また、もう一つの注意点はビザの取得です。海外移住に必要な手続きとして挙げられるのが、リタイアメントビザ(退職者ビザ)の取得や、現地での永住権の取得でです。通常、日本にある各国も大使館に申請を出し、受理されれば最終手続きに進むことができます。リタイアメントビザの取得に関しては、現地の銀行で開設した口座に一定金額の預託金を納めることで加入することができるなどの条件があるため、事前に確認しておきましょう。

最後に宗教の問題です。タイは日本と同じく国民のほとんどが仏教徒であるため、あまり意識する必要はありません。ただ、マレーシアはほぼ100%がイスラム教徒であり、フィリピンはキリスト教国であり、80%以上がカトリックになります。

特にイスラム教に関しては、「豚肉を食べることを禁止」、「女性は髪の毛や肌を露出してはいけない」、「右手を使用して食べる」など文化があるので現地の生活に溶け込むためにも、事前に現地の宗教や文化は確認しておきましょう。


老後に海外移住する前に必要な準備



年金を受け取れるようにする

海外で生活を送りながら年金を受給できるように、居住している市区町村への海外転出届を提出する必要があります。もし、受給年齢開始前に移住された場合は、受給開始年齢になるタイミングで年金請求書を、海外移住前に居住していた市町村に提出しましょう。


海外移住先での医療保険に加入する

日本で発行されている健康保険証は海外で使用することができません。保険が適用されない場合、医療費が光学になってしまうため、海外へ転居するタイミングで、医療保険に加入することをおすすめします。そのため、移住先が決定したら、その国の医療保険に関しても事前に調べておきましょう。


海外移住先に事前にいってみる

現在ではWEB上で現地の生活などについての情報を確認することができますが、それらはあくまで他人が実際に体験して、感じた内容です。それらの情報を信用して、海外移住生活を始めてしまうと、想定していた生活にはならない可能性があります。

そのような状況にならないためにも、海外へ移住する前に実際に現地で生活してみることをおすすめします。現地で暮らしてみると、WEB上では確認することができない、ささいな事実に気づくことができことができます。数日でもいいので、実際に生活してみて、問題なく生活していけるか、それともストレスを感じてしまうかなどを事前に確認した上で、移住先を決めましょう。


英語を勉強する

タイはタイ語、マレーシアはマレー語、フィリピンはフィリピン語と英語が公用語になっています。英語以外は元々なじみのない言語だと思います。ただ、どの国でも都市部では英語でのコミュニケーションが可能であるため、まずは英語で簡単なコミュニケーションをとれるようにしておきましょう。

その後、移住先での生活に慣れてきたら、徐々に現地の公用語を勉強して、より現地の生活になじんでいきましょう。

ビザの取得方法の確認

長期滞在用のビザの取得条件や、期間、種類は国ごとに定められれているため、事前に確認する必要があります。老後に移住する場合、リタイアメントビザを取得することになると思いますが、一定の金額をその国も口座に入れておく必要があります。移住先が決まったら、合わせてビザの取得方法も確認しておきましょう。

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