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お役立ちコラム

タイでのマスク着用について…バンコクのマスク事情

2022/07/23

日本とちょっと違うバンコクのマスク着用の習慣をお知らせします

新型コロナウイルスが世界中にまん延して、感染予防のため人々はマスクを着用するようになりました。元々、日本人はインフルエンザや風邪を人に感染させるのを予防するため、マスクを着用する習慣がありました。ところが、外国人はマスクを着用する習慣がないため、かなり抵抗があったようです。では、タイ・バンコクの人々はマスクの着用に抵抗感はあったのでしょうか。この記事では、タイでのマスク着用についてお伝えします。


日本とちょっと違うバンコクのマスク着用の習慣をお知らせします

タイ・バンコクの人にとってのマスク

新型コロナウイルスの第6波が日本を襲っていますが、タイの首都バンコクでは6月23日に早々と新型コロナウイルス感染症の対策として義務付けてきた公共の場でのマスク着用義務を解除しました。しかし、世界的に感染者が増えている今、大半のタイ人はマスクを着けています。

もともと、タイ・バンコクでは大気汚染がひどく、PM2.5などの汚染モッグの濃度が上がることがめずらしくありません。タイ国内や近隣国でディーゼルエンジンを搭載した車両の排気ガスやバイオマスの燃焼、工場からの排気などが原因ではないかと専門家は分析しています。
このような状況にあるため、バンコク市民は外出時にマスクを着用する習慣があり、新型コロナウイルスによるパンデミックの前からマスクをしている人はたくさんいました。そのため、タイ現地の人は外出時にマスクをすることに抵抗感はなく、バンコクの街中で見かける人はほとんどの人がマスクをしている状況です。

欧米などマスクをする習慣のない国では外出時のマスクの着用率は低い場合がみられますが、タイは日本と同じくらいのマスクの着用率となっています。タイの人はマスクの着用を含め新型コロナの感染拡大の防止にはとても協力です。


日本とちょっと違うバンコクのマスク着用の習慣をお知らせします

タイでのマスク義務化

タイで新型コロナウイルスが確認されてからマスクをする人は増えましたが、感染拡大の規制措置として屋外でのマスク着用が義務化されたのは、2021年4月29日でした。マスクをしないで外出すると、義務違反として最高で2万バーツ(68,000円)ほどの罰金が科せられることになりました。ところが、政府が新型コロナ対策を強化する数日前に、プラユット首相がマスクを着用せずに政府の会議に出席していたことが発覚しました。プラユット首相がマスクを外して会議に出席している写真はSNSで拡散され、その写真を見た市民から罰金を科すべきだとの批判が上がったのです。結局、市民からの批判をかわすため、プラユット首相にも191ドルの罰金が科されました。

たとえ一国の宰相であってもルールを守らせようとするのは、タイらしいと言えます。それを素直に受け入れる政治家もルールを守ることへの意識が高いと感じます。


マスクの供給状況

タイでは新型コロナの感染拡大を防ぐため外出時にマスク着用が義務付けられ、国内でマスクが品薄の状態が継続していました。マスクの需要と供給のバランスが崩れるとマスクの価格が高騰することが予想され、タイ商務省はマスクの販売価格を規制する通達を出しました。その通達はタイ国内の製造業者および販売代理店に対して、商務省国内貿易局の衛生マスク管理センターへ製造量または保有量の50%以上のマスクを販売する場合、1枚2バーツ(約7円)以下とするという内容でした。

この通達を出してマスク不足を解消しようとしましたが、期待した結果にはなっていません。
バンコクで日本人駐在員が多く住むエリアには通常ならドラッグストアでマスクが販売されていますが、タイで新型コロナの感染が確認されて以降は慢性的なマスクの品切れ状態が継続しています。次にいつマスクが入荷するかは未定というドラッグストアがほとんどです。
また、タイ商務省国内貿易局(DIT)は国内でマスクの需要が高まり不足状態にあることに対処するため、マスクを海外へ輸出することを停止しました。

この政策によりマスクはタイ政府の統制品に指定され、1度に500枚以上を輸出することは禁止されました。そのため、海外の顧客から大量のマスクの受注を受けた国内業者は、まったく輸出できない状況となっています。


バンコクのマスク不足対策

日本とちょっと違うバンコクのマスク着用の習慣をお知らせします

現在、長らく続いていたバンコクのドラッグストアなどのマスクが品切れ状態はほぼ解消されています。地下鉄MRTタイカルチャーセンター駅周辺の路上では、医療用サージカルマスクやコットンマスクを単品で販売している露店なども増えました。医療用サージカルマスクは手作りできませんが、コットンマスクはタイ人が手作りのものを販売しています。コットンマスクは洗濯すれば繰り返し使えるため、マスク不足の有効な対策になっています。タイでは、現地の人がマスク不足の状況に何とか対応するため独自の取り組みをしているのです。

一般人だけでなく僧侶も、マスク不足に対する取り組みを行っていました。あるお寺では僧侶がカラフルな布マスクを手作りで製作して、マスクが入手できない人々に配布していました。仏教国であるタイならではの僧侶によるマスク不足に対する活動です。


タイのナラヤマスク

タイのナラヤは、カラフルなキルト生地のリボンバッグが人気のタイのブランドです。カラフルな小物やポーチ、財布、帽子、ティッシュカバー、エプロンなどいろいろなデザインの商品があります。お手頃価格の商品が多いので、タイのお土産の定番です。ナラヤでは布マスクも販売されているので、バンコクでマスクが入手できないときは布製のタイナラヤマスクを購入するという方法があります。日本へのお土産として購入される方もいるとお聞きしています。

大人用マスクは、大と小の2サイズあり、子供用は7歳までと7歳〜12歳までの2サイズがあります。色は白と黒の無地があり、子供用はゴムの部分に留め具があります。
お店だけでなくネットショップでも販売していて、日本からでもネットで購入できます。バンコクでマスクがなくて困ったときは、タイナラヤマスクを購入するのをおすすめします。


ちゃんとマスク、しっかりとした感染対策でご対応します

今回は、タイでのマスク着用やマスクの供給状況などについてお伝えしました。新型コロナが完全に収束していない状況下では、マスクの着用は感染予防のために欠かせません。タイ・バンコクでのマスクの供給状況を把握しておくことは大切なことです。バンコク不動産は タイ・バンコクへの赴任が決まった方へ、バンコクの各エリアにあるたくさんの物件をご紹介しております。永くバンコクに住む日本人スタッフが、ご希望の予算や条件をお聞きし、ピタリの物件へご案内させていただきます。もちろん!マスクを正しく着用し、しっかりと感染対策をしたうえでご対応いたします。なんなりとお問い合わせください!

バンコク不動産は「春らんまん Comic Cafe & Bar」を運営する春らんまんグループの会社ですバンコク最大の漫画喫茶も運営しています。商談を喫茶スペースで行うことも可能です。弊社は2015年からタイ・バンコクで日本人向け不動産紹介業(サービスアパートからコンドミニアム)を行っています。2022年6月にバンコク不動産仲介業の老舗「タカラホーム」より不動産事業の譲渡を受けました。ますます便利に、ますます正直な不動産会社として頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。





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