バンコクであこがれのタワーマンション(タワマン)に住む!
2022/06/30
近年タイでもタワーマンションが増えてきて、日本人の入居者も増加しています。略してタワマンと言う人もいますが、どんな住み心地なのか気になる人も多いでしょう。タイでタワーマンションに住むことを考えて、物件を探している方もいるかと思います。この記事では、タワーマンションとはどういうものか、そのメリットやデメリット、タイのタワーマンション事情などをご紹介します。
タワーマンションとは
タワーマンションの定義は特に決まっていなくて、必要な条件はありません。ただ一般的には20階以上の高層マンションをタワーマンションと言います。日本の建築基準法では高さ60m以上の建物を超高層建築物と規定していて、このサイズまでの建物をマンションとみなしています。つまり、60mを超える高層建築物をタワーマンションと呼んでいます。タイでもタワーマンション人気で、バンコクでは増加傾向にあります。
タワーマンションに住むメリット
まずはタワーマンションに住むメリットをご紹介していきます。日本でもタイでもトレンディドラマ(連続ドラマ)にタワマンに住む家族のことがよく出てきます。本当にタワマンはいいとこなのでしょうか?
日当たりや眺望に満足
タワーマンションは高層階だけでなく、低層階や北向きの部屋でも日当たりが良いケースがあります。
また、エントランスがある1階には部屋がない物件がほとんどないので、2階以上の部屋なら日当たりについて心配する必要はありません。またタワーマンションの敷地は広いことが多く、周囲の建物で日当たりが悪くなるのはまれです。北向きの部屋で直接日当たりがなくても、窓の外に建物がなければ一日中暗いということもありません。階数や周辺に建築物があるかどうかによって変わってきますが、眺望の良いタワーマンションは多くあります。20階以上の高層建築ならではメリットと言えるでしょう。
セキュリティが万全
タワーマンションには、防犯カメラや防犯センサー、24時間のオンラインセキュリティシステムなどが導入されているが一般的です。エントランスから部屋へ行くまでに何重ものセキュリティチェックのシステムが備え付けてあり、防犯の面では安心です。最近では、オートロックやエレベーターに非接触系キーが導入されて、コロナ対策も万全です。ICチップ付のカードやスマホのスマートキー、顔認証システムなどを導入しているタワマンも登場しました。
また、タワーマンションには日中にコンシェルジュが常駐して、居住者へサービスを提供してくれます。共有施設の予約や訪問者の対応、クリーニングや宅配の受け取りなどさまざまなサービスを提供してくれるのはメリットです。タイのタワーマンションでもコンシェルジュが常駐しています。
共用施設が充実
普通のマンションと違ってタワーマンションの共有施設は充実しています。高層階には展望室やラウンジがありますし、高層階でない階に住んでいても展望室やラウンジへ行けば良い気分転換になります。最近ではコワーキングスペースや会議室のあるタワマンが増えました。
特にリモートワークが増えてから、コワーキングスペースを設置するところは増加しています。その他、ゲストルーム、シアタールーム、ジム、プール、キッズルームなどの設備があるところも多く、特別な共有施設のあるタワーマンションが続々と登場しています。タイのタワーカンションではプール付きは普通で、プライベートプールのあるタワマンもあります。
エントランスが広い
普通の高層マンションのエントランスはそれほど広くありませんが、タワーマンションのエントランスは広くて充実しています。エントランスが広い吹き抜けになっていたり、豪華なインテリアが飾ってあったりして清潔感があります。また、エントランスのすぐ前にまで車を止められるようにスペースが確保されているタワーマンションもあります。車の乗り降りだけでなく、荷物の積み下ろしをするのにも便利で、セレブになった気分です。
タワーマンションに住むデメリット
タワーマンションには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。デメリットといっても、人によってはそれほど気にならない場合もあるでしょう。ここではデメリットと考えられるポイントをご紹介します。
洗濯物をベランダに干せない
タワーマンションには洗濯物を干すことはできません。ベランダがあるタワーマンションでも管理規約で洗濯物や布団を干すのは禁止されています。低層階だと許可されているケースがあるかもしれませんが、中層階や高層階はベランダに洗濯物を干したり物を置いたりできないと思っておいてくだい。洗濯物は室内に干すか乾燥機を使うことになります。タイのタワーマンションもベランダに洗濯物を干せません。ただし、タイはPM2.5や排気ガスなどで大気汚染が深刻なため、タワーマンションでなくても外へ洗濯物を干すのは嫌がる人もいるようです。
外へ出るのが面倒
タワーマンションの高層階はエレベーターを使って1階まで降りる必要があるため、外出するのが面倒と感じるかもしれません。朝や夕方の混み合う時間だと、エレベーター待ちに時間がかかります。外へ出るのが面倒だと感じる人のため、タワーマンションにはジムやプール、展望室などの共用施設があるのです。今はコロナが流行っているので、外出するよりも室内や共用施設にいる方が安全と考えれば気にならないでしょう。
携帯電話がつながりにくい
タワーマンションの高層階は携帯電話がつながりにくくなります。携帯電話の基地局の高さは約40mほどなので、タワーマンションの13階くらいの高さです。基地局から電波は下向きに発信されるため、タワーマンションの14階以上は携帯がつながりにくくなるのです。基地局とタワーマンションの距離が離れていると高さは関係ないのですが、距離があると電波が弱くなり携帯がつながりにくくなることがあります。
バンコクにはタワーマンションが多い
タイは経済成長の著しい国であり、バンコクを中心に発展してきました。外資系企業が続々とバンコクへ進出してきて、観光業は国の基幹産業になり世界中から多くの人が集まってきています。そのため、巨大なショッピングモールやコンドミニアム、ホテルの建設ラッシュが続いているのです。バンコクには富裕層が住むようになり、ハイソな住まいの需要が高まってきました。そのため、バンコクにはタワーマンションの数が急増しているのです。
バンコクのタワーマンションの家賃相場
タワーマンションを賃貸するとなると、気になるのが家賃です。バンコクのタワーマンションの家賃相場は、物件の立地エリア、また物件の築年数により変わってくるので簡単にいくらとは言いにくい面があります。ただし、うまく物件を探せることができれば、家賃10,000B~(日本円で34,500円)(1バーツ=3.45円/1B)からあこがれのタワーマンションで暮らすことができます。そのためには、優良な不動産会社に物件探しを依頼することが大切です。
タワーマンションのご相談はバンコク不動産へ!
今回は、タワーマンションとはどういうものか、そのメリットやデメリット、タイのタワーマンション事情などをご紹介しました。タイにはタワーマンションがたくさんありますが、立地条件や施設の充実度によってメリットはさまざまです。大切なことは自分の理想とするタワマンを探すことです。
バンコク不動産では 日本人の方向けに、安全安心なタワーマンション(20階以上)の物件をたくさんご用意しております。あたなのお仕事環境、ご家族のご希望に寄り添った物件をご紹介いたします。
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バンコク不動産は「春らんまん Comic Cafe & Bar」を運営する春らんまんグループの会社ですバンコク最大の漫画喫茶も運営しています。商談を喫茶スペースで行うことも可能です。
弊社は2015年からタイ・バンコクで日本人向け不動産紹介業(サービスアパートからコンドミニアム)を行っています。2022年6月にバンコク不動産仲介業の老舗「タカラホーム」より不動産事業の譲渡を受けました。ますます便利に、ますます正直な不動産会社として頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。