バンコクの電圧は?スマホは充電できる?変圧器や変換プラグ、コンセントのあれこれ
2022/05/31
海外旅行をするときに変圧器や変換プラグなどを必ず持っていきますよね。バンコクに移住する場合でもでも日本とはコンセントの形状や電圧が異なるので、事前の準備が必要です。今回はバンコクのコンセント事情がどうなっているのか、また変圧器が必要なもの、必要でないものを紹介します。
タイ・バンコクのコンセントの形状は3種類
日本とは違いタイのコンセントは3種類あります。実際には世界で使用されているコンセントは全部で7種類。「O/A/BF/SE/B3/B/C」となっていてプラグの形状やコンセントの形状がそれぞれ異なります。
日本で使用される縦長の穴が横に2個並んだタイプはAタイプです。タイもほとんどが同じAタイプですが、他に3つの穴が三角形状にあるB3タイプと丸い穴が2つ並んだCタイプがあるのです。
日本の倍以上!タイの電圧は220V
タイの電圧は220V(ボルト)で、日本の電圧100Vとは異なります。そのため、日本の電化製品をバンコクで使用するためには変圧器が必要な場合があります。
海外旅行・移住に欠かせない変換プラグと変圧器
タイだけでなく海外で日本の電化製品を使用するには変換プラグや変圧器を使用する必要がある場合が多いです。ここからは使い方などをご紹介します。
変換プラグとは
コンセントの差込口の形が違う場合、海外の形を日本の差込口の形に変換する道具が「変換プラグ」です。
ただし、これは差込口の形を変えただけだけで、電圧まで変えたわけではありません。そのまま使用するとショートして壊れてしまうので注意しましょう。
変圧器とは
変圧器は、日本で使っている電化製品の電圧を持ち込んだ国の電圧でも使えるようにするものです。
つまり日本で100Vの電圧で使用していた電化製品は、変圧器を使用することでタイの220Vの電圧でも使用できることになります。
変圧器を使用せず電圧を流すとショートして壊れてしまいます。
変換プラグ・変圧器は100円ショップで購入可能
どの国でも同じコンセントの形状や電圧なら良いのですが、タイに限らず日本から海外に電化製品を持ち出し使用する時は「変換器」と「変圧器」が必要な場合があります。
海外での滞在が決まったらあらかじめ用意しておくと慌てず済みますね。
変換器はダイソーなど100円ショップでも販売されているので入手しやすいですが、変圧器は家電量販店などで購入する必要があります。
最近はバンコクにできた日系のリサイクルショップで販売されているという話も聞きますが、日本から用意していく方が確実かと思います。
変圧器を購入する前に消費電力をチェック
変圧器を購入する前に、まず使いたい電化製品の消費電力(ワット数)の確認もしておきましょう。変圧器がカバーできない消費電力の多い電化製品、例えばドライヤーやアイロンなどはショートしてしまう場合もあるので特に気を付けましょう。
使用する電化製品の消費電力に見合った変圧器を購入することが重要です。
変圧器が不要なもの・必要なもの
電化製品によっては適した電圧に変換してくれるアダプタが付属品として付いていることがあるので、その場合はタイでも使用できると思われます。アダプタに「100V-240V」と表記されていれば問題ありません。
電圧表記が100Vのみの場合は使用できません。ドライヤーやヘアアイロンがそれにあたる場合が多いので確認しておきましょう。
変圧器が不要なもの
スマートフォン
iPhoneの公式の充電器はアダプタに「100V-240V」と表記があります。つまり変圧器は必要ありません。
Androidも同様、表記があるのでそのまま使用できます。
ただし、ガラケーの場合は対応していないものもあるので必ず確認をして下さい。
基本的に変圧器が不要なもの
デジカメ
デジカメもスマートフォン同様、専用充電器に「100V-240V」と表記があれば問題なく充電が可能です。ただし、充電器の表記が100Vの場合は変圧器が必要です。そして充電器を使用せずコンセントから直接充電する場合も変圧器が必要な場合があるので、充電器とは別に本体の差込口の電圧表記や取扱説明書を必ず確認しましょう。
パソコン
パソコンについては確認をしっかりした方が良いと思われます。例えば、アダプタには「100V-240V」と書いてあっても、電源コードがそうでない場合もあるようなのです。
アダプタの表記で判断し変圧器なしで使用していると、接続部分が熱くなったりと異常を感じることがあるようです。
アダプタの表記が対応していれば基本的には変圧器なしで使えますが、万が一電源コードの電圧表記が低い場合などは変圧器を使用する方が安心と思われます。
電気シェーバー・電動髭剃り
男性は特に電気シェーバーが欠かせない人もいると思います。近年の電気シェーバーは海外の電圧に対応しているものが多くなっています。ただ万が一故障して使用できない、あるいは現地で知らないメーカーのものを購入することになる、といったことを避けるためにも対応電圧をあらかじめ確認しておくことをお薦めします。
変圧器が必要なもの
ドライヤー・ヘアアイロン
女性は特に持っていたいドライヤーやヘアアイロン。普段使用しているものを確認してみると恐らく海外の電圧には対応していません。
短い期間であればホテルの常備されたものを使用する手もありますが、長期滞在の場合などは使い慣れたドライヤー、ヘアアイロンがやっぱり良いですよね。
ところが、この二つは消費電力が約1,200Wと高く、安い変圧器では対応していないことが多いのです。
ドライヤー、ヘアアイロンに合った変圧器を多少割高でも日本で買って持って行くという方法もありますが、実はこの場合の変圧器は金額が高いのであまりお薦めできません。
また、現地でドライヤー、ヘアアイロンを購入する場合は日本に持ち帰った際に使用できません。
そのため、使い慣れたものは諦めて海外対応のものを日本で購入し持って行くのが良いと思われます。
生活家電
タイでは日本の家電はほとんど使うことができません。
炊飯器や掃除機など、使い慣れたものを持って行きたい方もいらっしゃるかと思いますが、できれば現地で購入することをお薦めします。
タイでは日本の電化製品も日本と然程変わらない値段で、あるいは安く購入できる場合もあります。
どうしても持って行きたいという方は、現地で変圧器を購入し使用して下さい。
ゲーム機
ゲーム機は、例えばPS4やPSP、ニンテンドースイッチは対応、DSや3DSは非対応など様々なので、まずは持っているゲーム機が対応しているかどうか確認して下さい。
もし対応していない場合は変換器を購入する、もしくは現地でアダプタを購入する必要があります。
まとめ
住むお部屋が決まったらまずはコンセントのタイプを確認しましょう。
同じバンコクでも部屋によってコンセントの形状が異なります。住む部屋が決まったら変換プラグや変圧器をあわせて準備するようにしましょう。『バンコク不動産』は入居前にコンセントのタイプをお客様ご案内。コンセント周りの心配がありません。
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