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お役立ちコラム

バンコクに滞在中に歯が痛くなったら…バンコクの歯医者さんは大丈夫?

2022/05/14

海外の歯医者さんって大丈夫ですか?初めての方に必要な情報をお伝えします。

もしバンコク滞在中に歯が痛くなったら、どうしようとご心配ではありませんか?
バンコクで歯が痛くなるとタイの歯医者へ行かなくてはなりませんが、日本と同じような歯科治療を受けられるのか不安だと思います。タイの歯医者のレベルはどのくらいなのか、どんな治療を受けられるのか、費用はどのくらいかかるのか、保険は適用されるのかなどいろいろな疑問があると思います。この記事ではタイの歯医者や歯科治療について知っておきたい最低限のことをお伝えします。


バンコクの歯科のレベル

まず知っておきたいのがバンコクの歯科治療のレベルです

日本でも徐々に導入されている専門医制度がタイ・バンコクでも導入されています。バンコクのほとんどの歯医者は自分の専門分野に精通していて、高いレベルの歯科治療を受けられます。バンコクで多くの日本人が居住するスクンビットエリアには、日系歯科医院が多くあります。日系の歯科医院には日本語通訳や日本人コーディネーターが常駐しているため、予約~治療~アフターケアまで日本語で対応してくれるので、安心して医療サービスを受けられるのが特徴です。バンコクの歯科医院の設備レベルはさまざまですが、日本の歯科医院に劣らない最新鋭の医療機器を揃えている医院もあります。


インプラントが割安

インプラントは、歯が欠けた部分に人工の歯根を埋め込んて人工の歯を装着するものです。入れ歯のようにグラグラして不安定な状態になりませんし、違和感を感じることもなく普通の生活ができます。日本では人気があり値段が高いのですが、バンコクの歯医者なら日本の7割ほどの値段です。


審美歯科も進んでる

近年、日本では歯列矯正やホワイトニングなどの審美歯科が人気ですが、タイでも人気で日本よりも安い費用で施術を受けられます。
タイへ駐在している間に審美歯科の施術を受けたり、タイへのデンタルツアーに参加したりする日本人もいるほどです。
タイの歯医者は欧米製の矯正装置を使用していることが多く、インビザラインというマウスピース矯正を導入している歯科医院もあります。
タイの歯科医院は日本に劣らない高い技術レベルでありながら、費用が日本よりも安く、希望に応じた治療を受けられるのが魅力です。


バンコクの歯科の現状

タイで日本人が歯医者へ行く場合、簡単には保険が適用されない現状があります。そのためタイの歯医者は毎回じっくりと丁寧に治療してくれます。
例えば、根管治療に2時間かけてくれることもあるようです。日本なら保険が適用されるので、1回の治療時間をかけずに保険適用で何度か通院するというのが一般的です。日本でタイと同じように1回の治療に時間をかけて丁寧にすると、保険が適用されなくなります。そのため、日本の歯医者はタイの歯医者と同じような治療は、やりたくでもできないのです。
バンコクの歯医者にかかると時間をかけて丁寧に治療してもらえるため、日本人には人気があります。


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専門分野が分かれている

日本でも専門分野のある歯科医院が増えてきましたが、タイでは完全に分業されています。例えば、神経治療を専門とする歯医者、抜歯を専門とする歯医者、入れ歯治療を専門とする歯医者などのように、自分の専門分野だけで診療する歯科医院が一般的です。
タイの歯医者は専門特化しているため、日本の歯医者よりも技術面で信頼できると評価されています。
ただし、複数の治療が必要な場合は一つの歯科医院で治療を受けられないため、それぞれの治療を別の歯科医院で治療してもらう必要があります。異なる歯科医院に通院するため、予約を調整しなくてはいけないのがテデメリットです。


注意すべきこと

日本ではセカンドオピニオンは一般的ですが、タイではセカンゴオピニオンは一般的ではありません。また、タイの歯医者は世間一般の論調もほとんど気に留めません。
そのため、タイの歯医者は患者に強引な治療提案をすることがあります。例えば、抜歯を強く勧めて、次にインプラントをするように言ってくるのは珍しくありません。日本人は抜歯に抵抗感のある人が多いですが、タイでは歯医者だけでなく患者も抜歯に抵抗感がない風潮があるようです。


日本語が使える歯科

前述のとおりタイの歯医者は強引に治療を提案してくる傾向があるため、こちらの意思を明確に表示する必要があります。タイ語でコミュニケーションをとれる人はどこの歯科医院でもいいのですが、そうでなければ日本語で対応してくれる歯科医院へ行くのをおすすめします。ここでは、日本語が使える歯科をいくつか紹介します。


レベル高、値段も高の有名歯科

以下の3つはホテル並みの豪華な施設やサービスで有名ですが、値段の高い病院です。

・トンローのサミティベート病院

1979年に開業した日本人医療センターのある病院です。日本語の話せるスタッフがいて24時間対応してくれるため、バンコク在住の多くの日本人や日本人旅行者が利用しています。

・ナナ駅近くのバムルンラード病院

アジアおよびタイで唯一の国際基準認定(ICI)を取得した病院で、年間40万人以上の外国人の患者を治療しています。2008年には、病院のイメージを覆すような洗練されたインテリアと国際的な料理を提供するニュー・インターナショナル・クリニックもオープンしています。

・エアポートレイルリンクマッカサン駅東のバンコク病院

1972年に開業されたバンコク病院グループの一つで、東南アジアの私立病院としては最高レベルの医療サービスを提供しています。世界でも有名な医師、最新鋭の技術、有能な看護師が最高水準の医療サービスを提供している病院です。


レベル高、値段は普通の歯科


ここでは、バンコクにあるレベルが高く、値段が普通の歯科医院を紹介します。

・トンローのポンサク歯科

院長のポンサク先生や受付スタッフは日本語ができるので、予約から診療まで」日本語で対応してくれる歯科医院です。院内は清潔で、矯正、インプラント、神経治療の各専門の先生が治療してくれます。

・アソークのスマイルデンタルクリニック

タイの7ヵ所に歯科医院があり、48名の歯科医総合歯科診医(一般歯科)、30名の歯科専門治療医が治療にあたっているクリニックです。日本語のできる歯医者や通訳のできるスタッフもいます。
歯周病治療、再生医療、即時インプラント、目立たない矯正治療、コスメテックス歯科、インプラント ブリッジ治療など最新の歯科医療サービスを提供しているクリニックです。

・プロンポンのゆたかデンタルクリニック

バンコクで日本と同等の歯科治療サービスを提供している日系デンタルクリニックです。
各種保険申請にも対応していて、ヘルスケアカードも利用できます。プロンポン駅から徒歩5分でアクセスでき、歯科医療の知見のある日本語通訳がいるので安心です。
診療科目は、クリーニング(歯石取り)、小児歯科、歯列矯正、セラミックなどがあり、バンコク在住の日本人に人気があります。

・トンローの敬愛歯科

トンロー通りに面したところにある開業20年の老舗クリニックです。予約、相談、治療中、保険手続きの案内まで日本語通訳できるスタッフが対応してくれます。チュラロンコーン大学やマヒドン大学などの名門大学出身の歯科医師が各専門分野の診療をします。診療科目は、一般歯科、小児歯科、歯列矯正、口腔外科、審美治療などです。


診療費について

タイでは外国人は保険適用外であり、歯科医院により診療費は変わってきます。有名な病院や日本語対応してくれる病院は費用が高額になります。バンコクの歯医者の診療費の相場をはっきりと言うのは難しいですが、インプラントは30,000〜45,000バーツほどで治療開始できます。日本語対応している歯科医院は、タイの普通の歯科医院の1.5倍~2.5倍くらいの費用がかかると思っておくといいでしょう。

国民健康保険が使える!

タイ在住者でも日本の国民健康保険を利用して、タイで払った治療費の一部の払い戻しを受けられます。ただし、以下の条件を満たしていて、日本へ帰国後に申請する必要があります。

・タイで受診した時に国民健康保険に加入している
・治療目的でタイへ渡航していない
・日本国内でも保険適用される医療行為である
・タイで治療を受けた日の翌日から2年以内に申請している

日本で申請する場合、以下の書類が必要です。


必要書類
国民健康保険証
身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど)
世帯主の印鑑
世帯主の口座番号が分かるもの(通帳など)
パスポート(渡航した事実が確認できるもの)
医療機関に治療費を支払った領収書の原本
Form A 診療内容明細書(裏面に日本語訳)
Form B 領収明細書(裏面に日本語訳)
Form C 歯科診療内容明細書(裏面に日本語訳)
調査に関わる同意書(海外療養費)
理由書

なお、以下の点には注しましょう。
・書類の作成に費用がかかる場合は自己負担です。
・日本で同等の治療を受けた場合の費用と比較して、安い方が適用されます。
・申請日から約3ヶ月後の月末に治療費の一部が払い戻されます。
・また、タイの歯医者の考えで値段の高いセラミックの詰め物を使用した治療を提案してくることがありますが、日本の健康保険は適用されません。


バンコクでの住まい探しは

今回は、タイの歯医者で受けられる歯科治療や費用をご紹介しました。
タイで歯が痛くなるのは大変なことですが、歯以外の病気でもタイの病院へ行くことはあるかもしれません。そんな時に頼りになるのは、タイ在住者から得られる情報です。 バンコク不動産には 長くバンコクに住んでいる日本人スタッフがおります。
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