タイ在住の日本人はどんな仕事をしているの?注目の職種や就労ビザを紹介
2022/03/22
タイの日系企業の進出は年々増加しており、それに合わせて、タイに住む日本人の数も多いようです。今回は日本人がタイで働く場合、どんな仕事があるか、また仕事の探し方を紹介します。タイ移住を検討している方は事前の情報収集はしっかりしておきましょう。
タイに住む日本人の人口は?
まずはタイ・バンコクに移住している日本人はどれだけいるか見てみましょう。在タイ日本国大使館の調査によると、タイの在留邦人数は2016年時点で64,285人です。昨年から5,015人の増加となっています。
■長期滞在者・永住者及び職業別在留邦人数
永住者:1,224名
長期滞在者:63,061名
(1)民間企業関係者及びその家族 47,742名
(2)報道関係者及びその家族 245名
(3)自由業関係者及びその家族 2,471名
(4)留学生・研究者等及びその家族 2,919名
(5)政府関係者及びその家族 835名
(6)その他 8,849名
また都市別の人口を見るとバンコクの在住数が圧倒的に多く、住みやすい場所であると考えられます。
■都・県別在留邦人数(上位5都・県)
1. バンコク 46,367名
2. チョンブリー 5,814名
3. チェンマイ 3,018名
4. パトゥムタニー 1,103名
5. アユタヤー 1,052名
世界的に見てもタイ・バンコクは日本人の移住が多い?
それではタイ以外で海外に住んでいる日本人はどれだけいるのでしょうか。令和3年のデータによると、国別・都市別で見てもタイ、特にバンコクの移住率は高いことが分かります。
■国別邦人数上位10位
1. 米国 429,889名
2. 中国 107,715名
3. オーストラリア 93,451名
4. タイ 82,574名
5. カナダ 70,892名
6. 英国 63,653名
7. ブラジル 48,703名
8. ドイツ 42,135名
9. 韓国 41,238名
10. フランス 36,347名
■都市別邦人数上位10位
1. ロサンゼルス都市圏 67,107名
2. バンコク 59,744名
3. ニューヨーク都市圏 39,932名
4. 上海(中国) 37,968名
5. シンガポール 36,200名
6. 大ロンドン市 32,371名
7. シドニー都市圏 28,742名
8. バンクーバー都市圏 26,885名
9. 香港(中国) 24,097名
10. ホノルル 23,863名
タイで働くなら!募集の多いおすすめ職種
タイ・バンコクに住んでいる日本人。実際どんな仕事をされているのでしょうか。ここでは事前にチェックしておきたい職種を紹介。日本人で働いている仕事が多いので、タイ移住を考えている方はぜひ検討してください。
コールセンター
日本人のお客様からかかってきた問い合わせなどの電話を、日本人スタッフが受け答えするというものです。日本語を生かして仕事ができ、十分バンコクで生活できる給料をもらうことができます。
営業
日系企業が多く進出しているタイ。法人営業や営業事務などの募集が多いようです。もちろん日本人との商談もあるので日本語が必須ですが、タイ人とも話す必要があるので英語もある程度話せなければなりません。場合によっては近隣の東南アジアや日本への出張もあります。
エンジニア
手先が器用で真面目な日本人、細かい作業に手を抜かずに対応するので、エンジニアとして重宝されます。また英語やタイ語ができると、管理者としてキャリアアップできる可能性もあります。
ホテルスタッフ
日本人観光客が多いタイ・バンコク。英語やタイ語を話せないお客様も多いのでホテルでは日本語を話せるスタッフとして募集が多いようです。もちろんスタッフ同士のコミュニケーションのため、英語やタイ語も話せるようにならなければなりません。また、フロントだけではなくレストランでも和食ができるスタッフとして重宝されることもあります。
日本人ということが大きなメリットとなり、重宝されます。
タイで仕事を見つける方法
タイに移住をして働いている方はどうやって仕事を探しているのでしょうか。日本の場合は求人サイトや求人誌などから応募をして、仕事探しをする方法が一般的です。ここからはタイで仕事を見つける方法をいくつか紹介します。
現地の人材会社やフリーペーパーを使う
日本人でも働いている方が多いバンコク。人材紹介会社も多く、スキルや希望に合った企業を紹介してもらえます。また日系スーパーやコンビニでは日本人向けに求人誌を設置していることもあるので、こまめに確認してみましょう。
転職エージェントを利用する
現地の求人サイトの求人情報はすでに就労ビザを取得している人対象の場合が多く、まだビザを取得していない人や、タイでの就職活動の知識が乏しい人には難易度が高くなっています。そんな方は転職エージェントを活用してみましょう。条件に合った求人情報を提供してくれるだけでなく、ビザの取得までサポートしてくれることもあります。
タイで仕事するために必要なビザ
最後にタイ・バンコクで仕事をするうえで必要なビザの種類を紹介します。
ノンイミグラントBビザ(ビジネスビザ)
タイで仕事をしようとする人が一般的に取得する就労ビザです。新規で取得するには、必要な書類を準備して、タイ国外のタイ大使館へ申請する必要があります。発給にかかる費用は雇用主である会社が国に支払う場合もあります。
ワークパーミット
ノンイミグラントBビザを取得しただけではタイで働くことはできません。労働許可証であるワークパーミットも同時に取得する必要があります。ノンイミグラントBビザしか取得していない状態で働き、収入を得た場合、厳しい処罰を受けることとなります。ワークパーミットは日本国内で取得することができず、タイにある労働局で申請を行う必要がありますが、基本的に雇用主が申請してくれます。
タイでの就職を考えるなら「バンコク不動産」
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