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バンコクの日本人街タニヤ通りを解説。名物スポットや現在の状況も

2022/01/05

バンコクの日本人街タニヤ通りを解説

バンコクの日本人街タニヤ通りを解説

バンコクの日本人街タニヤ通りを解説

バンコクの日本人街タニヤを紹介します。
タイには「タニヤ」や「トンロー」「スクンビット」といった日本人街があります。
その中で特に繁華街として有名なのがタニヤです。
タイの首都バンコクの中でも経済や観光の中心とされるシーロムにあり、この地域で働く日本人が夜の憩いの場として利用する店が多く立ち並んでおり、タニヤは「バンコクの歌舞伎町」とも呼ばれています。


日本人街タニヤ

タニヤは繁華街の中心にある通りで、日系チェーン店をはじめとして日本人向けの飲食店が数多く営業しています。例えば「大阪王将」や「世界の山ちゃん」や「牛角」といった日本で馴染みのある店やラーメン店、とんかつ店などバラエティに富んでいます。周辺で働く日本人駐在員だけでなく観光でこの地を訪れた日本人が夜だけでなく昼間にランチを楽しむ様子も見られます。この地域では看板やメニューはもちろん、従業員までもが日本語で声を掛けてくれたりこちらの日本語の問い掛けに戸惑うことなく応えてくれます。
タニヤの中であればほとんど日本語しか使わずに食事や買い物ができてしまうほどです。


タニヤ名物カラオケ

タニヤにはカラオケと呼ばれるお店が多くあり、名物とされています。
1970年ころからこの地域に日系企業が拠点を構えはじめ、1980年代のプラザ合意によりタイに進出する日系企業が更に増加。そこで働くために多くの日本人が集まりました。
周辺には日本料理店や居酒屋など日本人向けの飲食店が次々と開業。日本から運ばれたカラオケマシンがクラブに設置されたことから、こうしたお店のことをカラオケと呼ぶようになりました。つまり実際にはカラオケは総称のようなものでキャバクラやクラブなど夜のお店のことです。多い時期にはアジア最大規模と言われるほどの店舗(カラオケ)がこのタニヤに立ち並んでいました。


タニヤの歴史

バンコクの日本人街タニヤ通りを解説

1967年、ベトナム戦争の時に訪れたアメリカ軍の兵士のためにゴーゴーバー(ナイトクラブ)がこの地にできはじめました。
1970年、住友不動産の合弁会社が日系企業を始めとする多くの商社などが入るオフィスビルとして「タニヤビルディング」を開業。そこで働く日本人駐在員などを対象とした飲み屋などの飲食店が周辺に立ち並ぶになり「タニヤ通り」の発展が始まりました。
1990年にはタニヤビルディングの隣に併設した「タニヤプラザWing館」などに更に多くの日系企業の支社が集まりました。その後近隣にホテルが開業し観光客も増え始めたことから、カラオケだけでなく日本人向けの土産物店やカフェ、薬局など様々な店が立ち並ぶようになったのです。

1999年に高架鉄道BTS(スカイトレイン)のサラデーン駅が開業。日系企業の支社が更に増え、タニヤは飲食や接待などの飲み会、夜遊びをするビジネスマンと観光客であふれ「リトルトーキョー」「ソイ・ギンザ」と呼ばれるほどになったのです。
その後、有名ホテルが老朽化で解体されショッピングモールになるなど街の景観は変わりました。2020年には街のランドマークでもある「タニヤプラザ」で大規模な改修工事が行われました。施設内には有名ゴルフブランドショップが多数入居し「ゴルフ天国」と呼ばれるこの国で最大のゴルフ関連商品を取り揃えるショッピングモールとなりました。


生まれ変わったタニヤプラザ

2020年の大規模改修計画により大きく姿を変えた「タニヤプラザ」をご紹介します。
「タニヤの未来」をテーマとしてこの地を訪れる人たちの様々なニーズに応えることを目標とした総合施設として新しいスタートを切ったタニヤプラザ。
改修工事では1970年に建てられた「タニヤビルディング」が元となる「タニヤプラザ」と、1990年に隣にオープンした「タニヤプラザWing館」を1階部分で繋げました。1階から4階は商業フロアで、1階と2階はメインとなるゴルフフロアです。「ゴルフ天国」とも呼ばれるタイ・バンコクで“ゴルフ用品ならタニヤプラザ”と言われるほど関連商品を取り扱う店舗が集まっていた旧タニヤプラザを更にグレードアップ。アディダス、ブリヂストンゴルフ、PING、ミズノ、ルコックなどお馴染みのブランドの店舗も入っており充実しています。

1階にはほかにも日本のコーヒー器具メーカー「ハリオ」のカフェやスターバックスなどがあり、買い物客だけでなく通りからも一息つくために訪れる人を迎えます。
3階はギャラリーや日本でも人気のタミヤ模型の店舗などが入っており、アートや趣味を楽しめるフロアとなっています。
4階は改装前から人気のあったカレーライス店の老舗「青りんご」のほか、焼き肉や寿司といった日本食が食べられる飲食店が入っています。
タニヤプラザWingはBTSサラデーン駅に直結。3階もタニヤプラザWingを経由すればBTSサラデーン駅へ行けるためとても便利です。


タニヤの現在

バンコクの日本人街タニヤ通りを解説

世界的に感染拡大した新型コロナウイルスの影響はタニヤにも影を落としました。タイ政府による娯楽関連施設の閉鎖の決定で国内のバーやマッサージ店、映画館などは一斉に休業。タニヤを始めとしたバンコク各地の歓楽街も賑わいを失ってしまったのです。
日本でも夜の街が感染源というような捉え方が広がり幾つもの店舗が閉店、撤退しましたが、タイ国内も同じで多くの店舗が経営を続けることが難しくなってしまったようです。
世界的に今後の社会活動再開に大きく影響するとされるワクチン接種率ですが、タイでは2021年内で70%到達を目指す程度とまだまだ万全ではありません。
今後の動向が注目されます。


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