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お役立ちコラム

タイ・バンコクの治安は良い?悪い?女性は安心して生活できる?

2021/12/02



タイ・バンコクの治安は悪いのか?



タイの首都バンコクは国際観光都市であり、魅力的な観光名所が数多くあります。これからバンコクで生活される方は、新しい生活に期待と希望を抱かれているでしょう。一方、バンコクには繁華街や歓楽街など雑然としたところも多く、治安があまりよくないのではないかと不安になるかもしれませんね。


実際のところ、バンコクの治安はそれほど悪くありません。タイ国内には外務省が渡航中止勧告を出す地域もありますが、あくまでも国境付近などの危険地域のみです。バンコク市内は昼間でしたら、女性一人でも安心して街へ出かけられます。


タイで遭いやすい犯罪とトラブル

タイの治安がそれほど悪いわけではありませんが、もちろん日本と同じではありません。軽犯罪は日々発生しているため、注意しないと犯罪の被害に遭う可能性があります。街中へ出かけると、金品を奪われる犯罪に巻き込まれるケースもあるのです。日本と同じレベ基準で考えてはいけないことを理解しておいてください。


では、バンコクではどんな犯罪に巻き込まれる可能性が高いのでしょうか。バンコクで注意すべき犯罪・トラブルを確認しておきましょう。


見せ金詐欺

親日家であるかのように装って笑顔で近寄ってきて、言葉巧みに日本円を提示させて盗み取る手口です。相手にお金を渡したら手品のように消してしまったり、一部を抜き取ったりします。
外国人から「日本が好き」「日本へ行きたい」などと声をかけられると心を許してしまう日本人が多く、そこにつけこんだ悪質な詐欺です。
見せ金詐欺は日本人をターゲットにした犯罪で、いろいろな手口で仕掛けてきます。男女2~3人の場合もあれば、外国人の親子連れの場合もあります。
ショッピングモールのスーパーや観光地などいろいろな場所で仕掛けてきますが、見知らぬ人から話しかけられても相手にしないようにしましょう。決して財布からお金を出してはいけません。


抱きつきスリ

抱きつきスリとは、路上で知らない人に抱きつかれ、驚いている間に財布や携帯電話を抜き取る犯罪の手口です。いきなり抱きつかれるとだれでも驚きますが、その一瞬の隙をついて財布などを抜き取ります。数人がグルになって仕掛けるようです。
バンコクの夜の街にはレディボーイ(女装した男性)がいろいろなところに立っていて、通りすがりの男性を数人で取り囲むことがあります。一人のレディボーイが抱きついている間に、別のレディボーイが財布などを抜き取るのがよくあるパターンです。バンコクのスクンビット通りの路上などで、抱きつきスリの被害によく遭います。
対策としては、財布をズボンのポケットに入れる場合はチェーンなどで固定しておく方法があります。鞄は口が閉まるタイプのものを選び、体の前で手で押さえておくようにしましょう。
小さめの財布に最低限の現金だけを入れておき、複数のクレジットカードを分割して保管しておくなどの対策も有効です。

また、酔っぱらっている人はターゲットになりやすいので、お酒を飲んだときは注意しましょう。タイに限った話ではないのですが、海外でお酒を飲み過ぎて泥酔すると、犯罪に巻き込まれるリスクは高まるので注意してください。


バイク強盗

歩行者の後ろからバイクに乗った二人組が走ってきて、追い越すときにバッグなどの所持品を引ったくる犯罪です。歩いているときだけでなく、タイの三輪タクシー「トゥクトゥク」に乗っているときに被害に遭うケースもあります。トゥクトゥクにはドアや窓がないため、乗客の荷物を引ったくりやすいのです。
道路を歩くときには道路と反対側の手でバッグなどを持ったり、トゥクトゥクに乗る場合は荷物を足と足の間に置いたりして対策しましょう。


タクシーでのトラブル

バンコクで生活し始めるとタクシーを利用することが多くなりますが、タクシーでのトラブルは頻繁に発生します。目的地まで遠回りして過剰な料金を請求したり、タクシーの営業許可得ていない白タクが強引に客引きしたりというケースです。また、タクシー運転手によるご強盗事件が発生するケースもあります。


原則としてタクシーはメーター制ですが、意図的にメーターを使わず高額を請求するタクシーもあるので注意が必要です。メーターがあっても、乗車してからのメーターの動きがおかしいケースもあります。メーターが改造されている可能性があるので、メーターの動きがおかしいと思ったらすぐに下車しましょう。女性の方は夜間に一人でタクシーに乗るのは避けることをおすすめします。


交通事故

タイでは簡単に運転免許を取れるため、ドライバーのマナーは日本よりも悪いと言われています。タクシードライバーでも荒っぽい運転することがよくあります。バンコクでは頻繁に交通事故が発生していて、事故の現場に出くわすことも珍しくありません。


また、日本ほど道路が整備されていないため、道路のデコボコが原因で事故が発生することもあります。バイクが道路のデコボコが原因で転倒するのはよくあるケースです。
バンコクは交通渋滞が激しいので救急車が立往生することが多く、交通事故でケガをして病院へ搬送されるまでに命を落とすケースもあります。
街中や交通量の多い場所を歩く際には、十分に注意しましょう。


薬物

バンコクの夜の街ではさまざまな薬物が取引されており、意図せず犯罪に巻き込まれてしまうケースがあります。以前、タイで日本人が薬物犯罪で逮捕されたという報道がありましたが、タイでは薬物犯罪は厳しく処罰されます。薬物犯罪の法律に違反した場合、50年以上の懲役刑、最高刑は死刑と法律に定められています。


薬物を所持しているのが発覚した場合,「人から荷物を預かっただけで中身が何か知らなかった」「違法薬物だとは知らなかった」などの言い訳は通用しません。実際にタイで薬物犯罪の有罪判決を受けて、懲役に服している日本人もいます。
軽い気持ちで薬物に手を出したり、人から中身のわからない荷物を預かったりしないようしましょう。


安心できる住まいを探す



バンコクの治安はそれほど悪くありませんが、気を抜いていると犯罪に巻き込まれることがあります。
十分な注意を払っていれば、昼間に女性一人でもバンコクの街中を出歩けます。
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