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お役立ちコラム

タイ・バンコクの日本人学校はどんなところ?…家族を連れての駐在・移住について

2021/12/01



家族を連れての駐在・移住をお考えの方は、子供が通う学校のことが気になるでしょう。タイ・バンコクの日本人学校の評判はどうなんだろうとお悩みではありませんか。子供の教育は大切なことですから、現地へ行く前にバンコクの日本人学校の情報を集めたいところです。
現在、タイ国内には泰日協会学校(バンコク日本人学校)と泰日協会学校シラチャ校(シラチャ日本人学校)という2つの日本人学校があり、2校の生徒の人数3000人以上で生徒数は年々増加しています。 この記事では、タイ・バンコクへ家族を連れての駐在・移住をお考えの方のために、バンコク日本人学校の情報をご紹介します。


バンコク校の概要

前述のとおりタイには2つの日本人学校がありますが、ここでは バンコク日本人学校の概要についてご紹介します。
以前は1クラスの人数は25人前後でしたが、現在は1クラスの人数を減らしているようです。
小学部は15クラスの学年もあり、日本の小学校と比べるとかなり規模が大きいことがわかります。中学部は生徒の人数が200人近い学年もあります。
日々の授業は日本人の先生が日本語で行います。ただし、外国語の授業は外国語で行います。
日本と同様に3学期制を採用しており、授業の進め方も日本と同じです。
日本の学校からバンコク日本人校へ編入したり、バンコク日本人校へ編入したりする場合でも、学校の授業についていけなくてとまどうことはありません。
また、タイの学校との交流も盛んで、英語教育にも力をいれています。
バンコク日本人学校は2009年4月に設立されました。


教育内容・カリキュラム

同じ敷地内に小学部と中学部が併設されている在外教育施設です。日本でも小学部と中学部が併設されている小中一貫の私立学校がありますが、それと同じようなイメージです。

学校ではどんな教育を受けられるか気になりますよね。バンコク日本人学校はタイ国私立学校法に基づいてタイの私立学校として認可されています。タイの私立学校ならタイの教育カリキュラムに従った教育が行われるのかと思うかもしれませんが、タイ教育省はバンコク日本人学校に対して日本の文部科学省が定める「学習指導要領」に準じた教育課程を編成するのを許可しているのです。つまり、タイの日本人学校では日本の学校の教育課程に準じた教育を受けられるのです。日本のカリキュラムの準じた授業を行うので教科書は日本と同じものを使用します。

なお、中学校卒業後に高校へ進学する場合、高校受験をする必要があります。高校へ進学する場合には、如水館高校バンコク校、インターナショナルスクール、日本の高校のいずれかから選択するケースが多いようです。


小中併設を生かした教育

バンコク日本人学校では英語教育に積極的に取り組んでいます。小学部1年生~4年生までの指導ではTeam Teaching方式を採用しています。
Team Teaching方式とは、リーダーの先生を中心に複数の先生が協力して組織的に授業を進める指導スタイルです。協力的指導とも言います。
また小学部5年~中学部3年生までは習熟度別学習を採用して、生徒個人の能力を高める授業を行うことに力を注いでいます。学校の授業についていけなくて困るという不安はありません。


教員

基本的に指導するのは日本人の先生です。小学1年生からの音楽の授業、高学年の高学年の理科・図画工作科などの授業は専科の先生が行います。国語や算数以外の教科では、教科ごとに担任制度を採用して、専門性の高い指導を行っています。


海外(タイ)だからこその指導

バンコク日本人学校にも図書館があり、日本の本があります。各クラスには学級文庫が設置してあります。日本全国の8割以上の小中学校で朝読書が実施されていますが、バンコク日本人学校でも朝読書は行われています。タイでもいろいろなジャンルの日本の図書を読むことが可能です。

日本の学校では水泳の授業は夏だけということろが多いのですが、タイは一年中暑い国なので年間を通じて水泳の授業が行われています。
また、障がいのある子どもたちのための施設などへ出かけて、ボランティア活動を行うなど、タイという国を理解する取り組みも行っています。

なお、バンコク日本人学校はタイの私立学校なので、タイ語の授業も行われます。ただし、タイの学校よりも授業時間は少ないカリキュラムになっています。バンコク日本人学校の生徒はタイへの駐在は一時的なものであり、いずれ日本へ帰ることに配慮したのだと思われます。


学校生活



通学に関しては保護者が責任を負うことになっていて、通学バスかピックアップのどちらかを選択します。バンコクの朝の渋滞を避けるため、朝の6時半には出発して7時には学校へ到着します。生徒が登校する7時には先生はすでに学校にいます。

小学部に制服がないため私服ですが、体操服は指定されたものを使用します。中学部は指定された制服と体操服を着ることになっています。

学校行事は日本の学校と同じように、入学式、卒業式、スポーツ大会、水泳記録会、運動会、交流学習会、合唱コンクール、文化祭、修学旅行などがあります。


入学金や授業料

バンコク日本人学校に入学するとなると、気になるのが入学金や授業料です。私立学校なので入学金や授業料は安くありませんが、駐在員の方なら会社から教育費の補助が出るケースがあります。
2021年度の生徒1人あたりの入学金と授業料は、以下のとおりです。


入学金 160,000バーツ
授業料1学期(4月~8月)分

58,400バーツ

授業料2学期(9月~12月)分

58,400バーツ

授業料3学期(1月~3月)分

29,200バーツ

授業料のほかに寄付金を請求されることはありません。宿泊する校外授業には費用がかかりますが、それ以外に教材費はかかりません。

初年度に1人あたり約100万円はかかり、兄弟がいても割引はありません。会社から教育費の補助がないと、負担が大きいかもしれませんね。
ただし、再度入学したり編入したりする場合、条件により入学金が減額されたり免除されたりする制度があります。適用条件は、バンコク日本人学校へ問い合わせてみることをおすすめします。


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今回はバンコク日本人学校の情報をお伝えしました。お子さんのいらっしゃる方にとって、学校や教育のことは大切なことです。
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