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お役立ちコラム

タイの物価は日本と比較して本当に安い?実際に比較してみました!

2021/11/25



これからタイ・バンコクへ移住をお考え方は、現地の物価がどのくらいか気になりませんか。
タイの物価は安いという話をよく耳にすると思いますが、日本と比較するとどうなのか知りたいでしょう。
この記事では、タイ・バンコクへ移住をお考えの方のために、タイの物価は日本と比較して本当に安いのかを検証します。


タイの物価は本当に安いのか?

タイに住めばわかりますが、食料品や日用品は安いですし、家賃や交通費、光熱費なども安いと感じるでしょう。
2017年~2020年のタイの消費者物価指数の上昇率(インフレ率)を調べてみると、以下のとおりでした。


年度 消費者物価指数
2017 0.67
2018 1.07
2019 0.71
2020 -0.85

消費者物価指数の上昇率が2%を超えると物価が高くなったと感じるのですが、ここ数年のデータを見る限りタイの物価は大きな上昇は見られないことがわかると思います。


タイの物価と日本の物価の比較



タイと日本の物価を比較する場合に注意しなければならないのが、タイと日本のどのエリアを比較するかということです。
タイの首都バンコクと地方では物価に大きな差があるので、タイの地方と日本の東京を比較しても意味がありません。正確に物価の安さを把握するには、バンコクと東京を比較する必要があります。
漠然とタイの物価は安いと言われてもわかりにくいと思います。以下では、タイと日本の物価を日本円に換算して比較しました。


食事

お店のグレードが違えば食事代も変わってきますので、庶民向けのお店のメニューを日本円に換算して比較しました。


中華料理

バンコクの中華系の人が多く住むエリアの中華料理店と東京で中国人が経営する中華料理店を比較しました。
チャーハン
タイ 70バーツ(約230円)
日本 700円
餃子
タイ 100バーツ(約330円)
日本 600円
日本の餃子はタイに比べると小さめで、1皿400円ほどです。比較のため400円を1.5倍した金額で比較しました。だいたい日本の半分位です


カフェ

タイ人向けのカフェと日本の一般向けのカフェを比較します。
タイ 60バーツ(約198円)
日本 320円
だいたい日本の6割くらいです。


コンビニで販売されている500mlペットボトルの水を比較します。
タイ 10バーツ(約33円)
日本 約100円
だいたい日本の3分の1くらいです。


缶ビール

コンビニやスーパーで販売されている350ml缶ビールの価格を比較します。
タイ 35~50バーツ(約115~165円)
日本 約175~200円
タイでも日本の缶ビールは販売されていますが、日本よりも安いのでうれしいところです。


タイ 日本
チャーハン 70バーツ(約230円) 700円
餃子 100バーツ(約330円) 600円
カフェ タイ 60バーツ(約198円) 320円
水500ml タイ 10バーツ(約33円) 約175~200円
缶ビール 35~50バーツ(約115~165円) 約175~200円

公共交通期間

電車とタクシーの料金を比較します。


電車

バンコクではBTS(高架鉄道スカイトレイン)とMRT(地下鉄)がメインです。車の渋滞がひどいバンコクでの移動手段としてはとても便利です。初乗り運賃は16バーツ(約53円)です。東京は一番安いのが東京メトロの6km以下の切符で170円です。だいたい日本の3分の1くらいです。


タクシー

バンコクのタクシー初乗り料金(2kmまで)は35バーツ(約115円)、10km乗っても100バーツ(330円ほどです。東京のタクシー初乗り料金は410円、9kmで3130円、15kmで5130円です。タクシー料金はかなり安いと感じるのではないでしょうか。


水道・光熱費

世帯人数により変わってくるので水道・光熱費を比較するのは難しいのですが、総世帯の平均で比較します。
タイの水道代は日本円で月額500円ほどです。東京は水道代の基本料金として最低860円がかかり、総世帯平均は月額4131円です。タイの水道代はかなり安いのですが、日本のように水道水は飲めないので注意しましょう。
タイは一年中暑い国なので、エアコンを一日中かけていると電気代は月額6000円以上かかることもあります。東京の電気代の総世帯平均は月額8000円ほどです。東京の場合は年間を通してずっとエアコンを使いませんし、一日中かけっぱなしということはありません。タイと同じようにエアコンを使用した場合、かなり高額な電気代がかかることが予想されます。
タイと同じ条件で比較すると、タイの方がかなり電気代は安くなるでしょう。
東京の水道・光熱費の合計は10000円を超えるので、単純に比較してもタイの方が安いと言えます。


タイの物価はエリア・生活スタイルによって違ってくる

タイ・バンコクの物価は日本よりもかなり安く、ものによっては1/3程度になることがわかったと思いますが、バンコクでも住むエリアや生活スタイルによって物価は違ってきます。
バンコクには在タイ日本人が多く居住するスクンビットというエリアがあります。このエリアでは日本語が通じますし、日本食レストランや日本製品を販売しているお店がたくさんあります。
タイに住んで日本食レストランで食事をしたり、日本の食材や日本製の日用品を購入したりすることもできます。ただし日本食はローカルのレストランよりも料金は高いですし、日本製品も高額です。日本と同じような生活をすると、日本で生活するよりも生活コストはかかります。
タイの物価の安さを感じるには、タイ・バンコクの生活スタイルに合わせる必要があるでしょう。


住居費は?


タイ・バンコクで生活する場合、まず住居を決める必要があります。外国人である日本人向けの物件は、次の3つのタイプです。
・アパートメント
日本の一般的なマンションのような集合住宅
・コンドミニアム
キッチンや洗濯機、ベッド、ソファ、TV、冷蔵庫が備えっつけてある日本のタワーマンションのような分譲物件。プールやジムなどの共有設備のある物件もあります。
・サービスアパート
外観がホテルのようなアパートとホテルの中間のような単身者向け物件。ベッドメイキング、掃除、シーツやタオルの交換などホテルと同じようなサービスがあります。
なお、日本の物件と違って、キッチンのあるアパートはあまりありません。タイでは家で料理せず市場で食事を買って帰るという習慣があるからです。キッチンがないアパートで自炊したい場合は、ガスコンロを用意する必要があります。
タイ・バンコクでは日本人は家賃10000~15000バーツ(日本円で35000~52500円)ほどの コンドミニアムやサービスアパート に住んでいます。東京なら家賃10万円以上の物件に住むような感じななので、住居費はかなり安いと感じるでしょう。


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今回はタイ・バンコクと日本の物価を比較しました。日本よりも物価上昇率が緩やかなタイに住むと、タイの物価は安いと実感するでしょう。
バンコク不動産では、設備や間取り、周辺環境などいろんな面でお得感のある、住まい探しのお手伝いをいたします。タイ・バンコクでの生活を素敵な充実したものにしませんか!






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