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お役立ちコラム

プラカノンのアパートに住みたい(空想偏)

2023/08/25

プラカノンでアパートに住むとしたら…?スクンビットやサイアム、シーロムなどの中心地も利便性がよくていいですが、少し郊外の、田舎を感じることができる地区で暮らしてみるのも、本当のタイを知ることができて趣があるものです。今回は、プラカノンのアパートに住むことを想像しながらご説明していきます。

プラカノンってどこ?

プラカノンはトンロー・エカマイエリアの東側、BTSのプラカノン駅を中心とするエリアで、BTSエカマイ駅とオンヌット駅の間辺りを言います。バンコク都で定められた「プラカノン区」はスクンビット・ソイ81~101/1辺りまでとされていますが、一般的にはプラカノン駅を含む奇数側(北側)スクンビット・ソイ67~71と偶数側(南側)スクンビット・ソイ44~48辺りまでと言われていて行政区分とは離れたエリアとなっています。

プラカノン運河を挟んで東にはオンヌットエリアがあります。BTSプラカノン駅からオンヌット駅へは5分程度、車を利用しても10~15分と移動しやすく、オンヌットからはスワンナプーム空港まで渋滞を避けた時間帯であれば30分程度で移動が可能です。
西のトンロー・エカマイエリアにはBTSエカマイ駅なら4分程度で移動でき、居住地によっては車での移動もしやすいなど街中へのアクセスと郊外へのアクセスの両方に便利な立地といえます。

近年のバンコクは近代化が進み、ローカルな雰囲気を残しているエリアは少なくなりましたが、プラカノンは庶民的な雰囲気があり活気に満ちています。バンコクの他のエリアにはない独特な雰囲気を好んで、移住してくる人もいるほどの人気エリアです。コンドミニアムも増えていて、ローカルな雰囲気のエリアに住んでみたい人にとってプラカノンはとても魅力的な場所です。


バンコク郊外の少しだけ田舎暮らしを満喫しています

プラカノンの特徴

プラカノン駅を利用しバンコク屈指の人気エリアのエカマイまでを僅か4分程度で結ぶBTSスクンビット線は、昼間なら3分間隔程で運行しているのでとても便利です。日本人が多く暮らすスクンビットエリアのプロンポン駅へも10分程度でアクセスできることもあり、次第にこのエリアに注目が集まるようになりました。特にここ数年でプラカノン駅の周りは開発が進み、このエリアに暮らす日本人が急増。現在はプロンポン、トンロー、エカマイなどに続く人気の日本人居住エリアとなっています。

駅の横にある商業施設「Summer Hill」はお洒落なカフェやショップが数多く集まっていて、買い物に訪れる地元の人たちや食事やお茶を楽しむ人たちでいつも賑わっています。日本の飲食店なども入っていますが、おすすめは日本人が運営しているリユースショップ「トレジャーファクトリー」。セカンドハンドの日用品がお値打ちに買えるほか、バンコクを離れる際に不要となったキッチン用品や電化製品を買い取ってもらえるので便利です。

スクンビット通り沿いにある駅の周辺とプラカノン通り沿いにはホテルや集合住宅、商業施設が集中していて賑やかな印象ですが、少し離れると閑静な住宅街もあって一軒家も並んでいます。マックスバリューや業務用スーパーのマクロなどもあるため買い物にも不便さを感じません。

駅周辺の商業施設内や通り沿いに飲食店が多いのですが、ここ5~6年で日本食レストランが急に増えました。ラーメンや焼き肉、居酒屋といったローカルな食事からしゃぶしゃぶやすき焼き料理店まで幅広く、気軽に足を運んで懐かしい味をいつでも楽しめます。

プラカノンでのショッピング

プラカノンでショッピングを楽しむにはまず駅の横にできた「Summer Hill」があります。スターバックスやコーヒークラブといった人気のカフェで寛いだりジムで汗を流したりすることもでき、先ほどご紹介した「トレジャーファクトリー」なども人気。上手に利用すれば、日本に帰国する人などから買い取った電子辞書なども販売されていて割安で手に入れることが可能です。


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もっと大きなショッピング施設で一日中買い物を楽しみたい!という人におすすめなのは「メガバンナー」。「メガ」と名のつく通りバンコク最大級のショッピングセンターです。 2012年にオープンして以来、バンコクのあちこちから多くの人が買い物に訪れる人気スポットで、プラカノンからはアクセスが良いので、家族で休日を過ごしたり友達と買い物を楽しむのに最適です。

タイのスーパー「BigC」や老舗デパート「ROBINSON」などがあり食料品や日用品はほぼこの中で揃えられます。タイ発のアパレルブランドや日本ではまだ買うことのできないブランドなども出店していて、お洒落に敏感な若者やファミリーに大人気。そして多くの人が訪れるもう一つの理由が、「IKEA」が併設されているということ。買い物だけでなくIKEAで北欧の家具を眺めるだけでも楽しめます。

一日中楽しむためには食事も重要。レストランエリアには日本料理、タイ料理、フレンチ、イタリアンなど様々な国の店が揃っています。この他、オンヌットとの間を流れる川の直ぐ西には「プラカノン市場」があります。周辺の開発された景色とは別世界の昔からの雰囲気を残す市場には、衣料品、化粧品、生鮮食品、あれもこれもと並んでいて買い物に訪れた地元の人たちで賑わっています。

プラカノンの日本人居住率

プラカノンに暮らす日本人は年々増加していて、現在はプラカノン全体の2割程になると思われます。特に単身で日本から来た駐在員や現地採用で働いている人が多いようです。
プラカノンは都心に近くBTSが通っていてアクセスが良いエリアにも拘らず、日本人居住者の多いトンロー・プロンポンエリアに比べて賃貸料が安いことが挙げられるほか、再開発エリアのため築年数が浅く広い部屋の物件が多いことも人気の理由とされます。

中心部から僅かに距離があるため地元民も多く暮らしていて、日本人街と言われるエリアに比べると日本人居住者が少ないこのエリアは、程好くローカルな雰囲気のある中で暮らしたいという人にはおすすめです。

プラカノンのアパート

プラカノンのアパートの家賃相場(平均)は以下の通りです。


単身向け 1ベッドルーム:30,000バーツ(約114,000円)前後~

夫婦向け 1ベッドルーム:50,000バーツ(約190,000円)前後~

家族向け 2ベッドルーム:80,000バーツ(約304,000円)前後~



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プラカノンにはアパートやサービスアパートがあまりありません。そのためこのエリアで住まいを選ぶ場合はコンドミニアムがメインとなっています。

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