タイ・バンコクでも携帯電話は必須!SIMカードや国番号まで紹介します。
2022/08/30
日本でもタイ・バンコクでも現代の生活するうえで携帯電話は欠かせません。本稿ではタイへ旅行する時、また移住をするときに携帯電話で困らないように基本的な情報をお伝えします。
タイと日本の携帯電話あれこれの違い
まず、タイと日本の携帯電話についての違いを把握しておきましょう。
①タイと日本の通信契約(SIMカード)方法の違い
日本では携帯電話を購入する場合は本体と通信契約(SIM)がセットというのが一般的ですが、タイでは必ずしもそうではありません。更に、日本の携帯電話はSIMがロックされていて、契約している通信会社以外のSIMは使用できないのですが、タイではSIMがロックされておらず、どこのキャリアの物でも使用できます。
②通信契約方法の違い(プリペイド方式とポストペイド方式)
通信契約を比較した場合、日本ではポストペイド方式(月極契約)が基本となっていて、様々なプランから自分に合った物を選んで契約し月々の料金を支払います。タイでは日本と同じくポストペイド方式もあるのですが、プリペイド方式の利用者も多く一般的です。プリペイド方式のSIMは空港などで簡単に入手できるので旅行者や短期滞在者が多く利用しています。ただし、在タイ日本人はポストペイド様式を契約する人がほとんどです。
③タイと日本の携帯電話番号の桁数の違い
日本の携帯電話番号は0から始まる11桁の数字ですが、タイは2006年より9桁から変更され現在の10桁になりました。番号は06,08,09のいずれかから始まります。日本と同じくタイの固定電話にも市外局番はあります。ただし日本のように市で分けられているものではなく幾つかの県がまとまった広いエリアごとになっています。タイの固定電話へは0から始まる9桁の番号にかければ繋がります。
慣れてる携帯が一番いい。いま使っている携帯電話をタイで使うには?
日本で使い慣れている携帯電話をタイでも使いたいと思う方もいらっしゃいますよね。前の項目でも説明していますが、タイでは電話本体と通信契約(SIM)をセットで購入しなければ!という考えはありません。ですので日本で使用している携帯をそのままタイで使用することは可能です。そのためにはまずSIMロックを解除する必要があります。日本の携帯電話はSIMロックされていてタイでは使用できません。
SIMロックの解除は日本で契約している携帯キャリアのウェブサイト、または店頭で行うことが可能です。タイを訪れる前に忘れず手続きを行ってください。注意点はSIMロックの解除は契約中に行う必要があるということ。解約後のSIMロックの解除は解約前に比べ手続きが面倒な場合があります。万が一SIMロック解除できなかった場合には、その携帯電話をタイで使うことができなくなります。
プリペイド式SIMカード
タイに旅行で訪れる場合、または移住されて間もない時期は直ぐに携帯電話が使えるプリペイド式のSIMカードがおすすめです。使用した分だけの料金を支払うスタイルなのでシンプルで分かりやすいです。以前はタイ国内のコンビニエンスストアなどでも購入できたのですが、現在はパスポートを使用して個人情報の登録ができないので、外国人がコンビニエンスストアで購入することはできなくなってしまいました。そのためSIMカードの購入は「AIS」「truemove H」「dtac」といった携帯電話会社の端末の購入や加入手続きが可能な携帯キャリアショップを利用するのが良いと思われます。
プリペイド式SIMカードのチャージについて
プリペイド式のSIMカードは、使用期間が終了した場合やデータ通信量が不足した場合でもチャージすることで継続して利用できます。例えば最寄りのコンビニエンスストアでは、シリアルナンバーが書かれたレシートを受け取って自分の携帯電話にシリアルナンバーを打ち込めばOKです。携帯キャリア会社が提供しているスマートフォンアプリを使用することでも簡単にチャージできるので、万が一の場合を考えてインストールしておくのも良いかもしれません。
余談ですが、携帯キャリアのアプリではチャージ以外にも様々なサービスがあります。例えばAISのアプリは電話の使用状況や残高の確認やパッケージの変更、AISを利用することで貯められるポイントを使ってLINEスタンプやお得なクーポンが受け取れたりします。サービスは携帯キャリア会社によって違います。
ポストペイド式料金プランに入る場合
タイに在住する多くの人たちはポストペイド式(月極契約)で携帯電話を使用しています。
日本人がタイで携帯会社を契約する場合には、パスポートやワークパーミット(労働許可証)が必要です。ある程度生活が落ち着いてきたらプリペイド式からポストペイド式に変更するのも良いかもしれません。契約プランも色々あるので、自分に合ったものを選びましょう。
携帯会社を利用する際に不安なのが言葉の問題です。細かな規約やプランの説明が理解できるか、またこちらの希望や質問を聞き入れてもらえるかなど不安は尽きません。そこでおすすめなのは日系の携帯キャリアショップです。バンコクで日本人が多く住んでいるスクンビットやシラチャーには日系の携帯ショップがあります。タイで働く日本人やその家族などに向けて携帯やSIMカード、ポケットWifiなどの販売をしているため、プランの説明や契約など全て日本語で対応してくれて安心です。日本国内のショップとサービスは変わらず、お得な料金プランや携帯電話の買い換えなどに関するお得な情報も入手できます。
タイの携帯キャリアについて
タイで携帯電話といえば「AIS」「true」「dtac」の3社がメインで、日本の「docomo」「softbank」「au」と同じようなイメージでした。そんな中で2022年2月18日、タイの携帯キャリア第2位の「true」と第3位の「dtac」の合併が正式に決定したと発表されました。この合併により契約件数のシェアは5割を超えるため、第1位の「AIS」を抜き首位となります。これを機に自分に合ったキャリアを今一度見直すのも良いかもしれません。
タイと日本での国際電話のかけかた(国番号)
タイから日本へ、また日本からタイへ電話をかける際に必ず必要なのが“国番号”です。
国番号とは「ITU(国際電気通信連合)」が各国に割り当てた番号のこと。日本の国番号は「81」です。タイから日本に国際電話をかける場合、最初の「0」の代わりに「+81」を付けてかけます。反対に日本からタイへ電話をする場合はタイの国際番号「+66」を付けてかけます。ちなみに「+」は携帯電話から国際電話を掛ける際に必要な識別番号です。「これから国際電話をかけます」という意味で使用します。
バンコク不動産では、タイ・バンコクで、お客様のご要望に合わせた各種物件をご紹介しております。それに合わせて、バンコク事情・生活情報など、いろいろな情報の提供やお手伝いをさせていただいています。タイ・バンコクに移住してもいいかも~と思ったら、まずバンコク不動産へお問い合わせください!!
バンコク不動産はバンコクの人気スポット「春らんまん Comic Cafe & Bar」を運営する春らんまんグループの会社ですバンコク最大の漫画喫茶も運営しています。商談を喫茶スペースで行うことも可能です。弊社は2015年からタイ・バンコクで日本人向け不動産紹介業(サービスアパートからコンドミニアム)を行っています。2022年6月にバンコク不動産仲介業の老舗「タカラホーム」より不動産事業の譲渡を受けました。ますます便利に、ますます正直な不動産会社として頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。