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お役立ちコラム

タイ・バンコクの住まいに関して

2022/07/28

日本とちょっと違うタイ・バンコクの住居事情をお伝えします。

今回は、これからタイ・バンコクへ移住を検討されている方向けにタイの不動産に関しての基礎情報とお部屋探しの基礎情報をお伝えします。参考になれば幸いです。


伝統的な住居

タイには伝統的な住居と西洋的な家が混在しています。特に郊外に出ると伝統的な住居に住まわれている方が多くいらっしゃいます。伝統的な家は高床式で、1階が家畜の飼育スペースとして利用されています。最近は家畜が少なくなったため家族の共有スペースとして使われている場合は多いようです。

高床式になっているのは雨期の洪水対策です。「ルアンタイ」と呼ばれる高床式住居は床下が2mもあるため、少しばかり浸水したところで何ら問題がありません。水とともに暮らすタイ人の知恵が詰まった住居です。また、屋根が高く勾配が急なため、多量の雨が降っても水はけが良く屋根に水が溜まらないように設計されています。これは年間を通して高温多湿な気候の中で少しでも快適に過ごせるように工夫された暮らしの知恵の結晶です。


日本とちょっと違うタイ・バンコクの住居事情をお伝えします。

モダンリビング

日本から移住される方が伝統的なタイの住居を探されることは無いと思います。西洋的なマンションに住まわれる場合がほとんどだと思います。日本人には住みやすい環境です。日本のマンションとほとんど変わりがありません。


外国人の土地の所有に関して

タイでは外国人である日本人はタイ国内の土地は外国人事業法( Foreign Business Act)により、一部の例外を除き外国人はタイの土地を所有することができません。

住居目的の土地所有は一部認められています。4,000万バーツ以上の投資金を持ち、投資期間が3年以上、指定された地域内の土地であるなどの条件を満たした上で大臣による承認が得た外国人は、1,600平米まで土地を所有できる。条例は変わります。最新の情報は必ずタイの政府機関に確認してください。


外国人の建物の所有に関して

建物については外国人に対する特段の規制はなく、外国人も所有が可能です。
また、コンドミニアム法において、外国人(法人を含む)のコンドミニアムの所有が認められています。ただし、外国人、外国法人が保有するコンドミニアムのユニットの総床面積は、コンドミニアムの全ユニットの総床面積の49%を超えてはならない等の条件があるので注意が必要です。


日本とちょっと違うタイ・バンコクの住居事情をお伝えします。

治安に関して

治安や利便性の関係で、日本人の駐在員の住んでいる地域はBTSチットロム駅からBTSオンヌット駅の間かシローム・サトーンエリアに集中しています。

また、バンコクで治安が悪いエリアとして有名なのも、日本人が多く住むエリアのスクンビットエリア・シーロムエリアです。お金持ちで無防備な外国人が多いエリアです。日本人が被害者になるスリやひったくりの被害が多発しています。少しでも被害のリスクを減らすために安全な住居を確保することは非常に大事です。


水回り

個人的な意見ですが、私がタイで家を探して思ったことをお伝えします。
古いアパートや一軒家では水圧が弱いため、気持ちよくシャワーを浴びれないことがあります。内覧の際には水圧チェックをお忘れなく。また水が濁っているところもありますので、水道水の水質確認もされた方が良いと思います。

タイの人は基本的にシャワーしか浴びないので、バスタブ付き物件は非常に少ないです。
日本ではトイレとシャワー(お風呂)は別々ですが、こちらでは一緒の物件が多いです。
タイ式トイレではビデ(簡易シャワー)が付いている場合は多いです。使うことはあまりありませんが、新型コロナウィルスの蔓延に伴い、米国でこのビデが人気だと聞きました。トイレットペーパーを節約するためだそうです。日本人はトイレとお風呂は当然、別々の方が良いと思いますが、なかなか別になっているところはありません。


日本とちょっと違うタイ・バンコクの住居事情をお伝えします。

賃貸物件の3つのタイプ

タイの賃貸物件は主に「コンドミニアム」「サービスアパート」「アパート」の3つのタイプに分類されます。オンヌット駅より東へ行けば2万バーツ以内の物件も多くあります。


1.「コンドミニアム」

コンドミニアムとは、日本でいうところの分譲マンションのようなものです。分譲マンションを賃貸するとお考え下さい。最近建設されたコンドミニアムはランドマークになるような高層物件や、タワーマンションなどのかっこよい物件が多いです。

コンドミニアムはその広さや築年数の割にはお得感のあるお部屋が多く人気なので、近年数は増えていますが、管理面では少々面倒なところもあります。同じコンドミニアム(建物)でもお部屋ごとにオーナーさんが違うため、お部屋によって内装や家具・家電等が異なります。人気のあるコンドミニアムでも、部屋によって環境はまったく違いますので注意が必要です。オーナーの物件のため、築浅物件でも不具合発生時に管理事務所の対応を期待できません。

賃貸料についてもオーナーさんと個別交渉となりますが、個人オーナーがほとんどなので、請求書や領収書は基本出ないと場合がほとんどです。また、備え付けの家電に不具合があった場合、その修理対応には時間がかかりがちで、費用も自己負担となる場合が多いです。また、退去時にはデポジットといって、高額な修繕費を請求される可能性もあります。

不必要なトラブルを避けるためにも、信頼のおける不動産会社を介して賃貸契約をすることをお勧めします。


日本とちょっと違うタイ・バンコクの住居事情をお伝えします。

2.「サービスアパート」

アパートにメイドサービスや様々な付加価値サービスを付けたものが、「Serviced Apartment(サービスアパート)」です。

サービスアパートやアパートは、一人のオーナーや法人が一棟丸ごと所有しているケースが普通なので、タイの不動産業界では「ワンオーナー物件」とも呼ばれたりします。ざっくりいえばホテルに住む感覚だと思ってください。ほとんどのサービスアパートのレセプション(受付フロント)は24時間受付対応していますし、日本人滞在者向けに日本語が話せるスタッフや日本人スタッフがいる物件もありますので、不測のトラブルの際は安心です。

コンドミニアムと同じように家具家電や寝具や食器、調理器具なども揃っているところが多いので、入居するだけで生活ができる状態です。特に日本人向けのサービスアパートではインターネットやNHK(日本語放送)も完備されている場合が多いので、面倒な契約の必要もありません。単身の方に一番人気なのもうなずけますね。

賃料は、同レベルのコンドミニアムやアパートよりも少し高くなりますが、キャンペーンをしている時期もありますので、お得に契約することも可能です。

最近では高級なサービスアパートメントが外国人の駐在員をターゲットとしたプロモーションをかけているため以前に比べてリーゾナブルなコストで部屋を借りることができるようになりました。


3.「アパート」

棟まるごと賃貸目的につくられたマンションは、タイでは「Apartment(アパートメント)」と呼ばれます。室内が広くて収納も多く、海外でも安心して生活したいご家族に人気があります。アパートのほとんどは法人のオーナーさんが建物1棟を所有し管理しているという物件がほとんどです。

高級アパートは日本人駐在員をターゲットとしている場合が多く、網戸があったり 大きなシンクがあるモダンな台所を設けたりと、日本スタイルを意識して作られている物件もあります。家電のトラブルやお部屋の修繕は、オーナーが契約している管理スタッフが対応してくれるので、コンドミニアムのようなトラブルに発展するようなことはほとんどありません。

賃料は高くなりますが、ファミリーでお住いの方や海外生活が初めての方でも安心して住める高級アパートがバンコクにはたくさん存在します。特にスクンビットには日本人向けの賃貸物件がたくさんあります。たくさんありすぎてきっと迷われることでしょう。 そういう時は、バンコク不動産にお任せください!


不動産・お部屋探しはバンコク不動産が徹底サポート!

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バンコク不動産は「春らんまん Comic Cafe & Bar」を運営する春らんまんグループの会社ですバンコク最大の漫画喫茶も運営しています。商談を喫茶スペースで行うことも可能です。弊社は2015年からタイ・バンコクで日本人向け不動産紹介業(サービスアパートからコンドミニアム)を行っています。2022年6月にバンコク不動産仲介業の老舗「タカラホーム」より不動産事業の譲渡を受けました。ますます便利に、ますます正直な不動産会社として頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。





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