タイ・バンコクへ赴任が決まったら
2022/06/29
タイへ赴任が決定したら、さっそくタイで生活するための準備に取り掛かりましょう。初めて海外で生活する人は、何が必要で何が必要でないかわからないことが多く悩むでしょう。タイへ赴任してから揃えるものもあるかもしれませんが、できるだけ日本で準備をしておきたいところです。この記事では、タイへ赴任する前に準備しておくといいものをご紹介します。
ビザや予防接種
会社員が赴任する場合は、ビザや予防接種の手配などはすべて会社でやってくれます。まれですが個人で予防接種を受ける場合もあるので、以下に情報を掲載しておきます。
予防接種
感染症にかかるリスクを下げるため、海外赴任する場合は予防接種は受ける必要があります。
会社が予防接種の手配をしてくれない場合、個人で予防接種を手配します。健康保険の適用外なので、本人と家族の分を含めてすべて自己負担です。検査と接種(3回)の費用の事例を、以下のように表にまとめました。*予防接種に関する情報は日々変わっています。現地の保健所などの情報を参考にしてください。
・1回目
麻疹抗体検査 | 1000円 |
風疹抗体検査 | 1000円 |
A型肝炎予防接種 | 5500円 |
B型肝炎抗体検査 | 1200円 |
破傷風予防接種 | 1300円 |
・2回目
麻疹予防接種 | 3500円 |
A型肝炎予防接種 | 5500円 |
B型肝炎予防接種 | 3000円 |
・3回目
B型肝炎予防接種 | 3000円 |
日本脳炎予防接種 | 4500円 |
なお、予防接種はバンコクの総合病院や日系のクリニックでも受けられます。
日本よりも安く受けることができるそうです。
持って行ってよかったもの
海外赴任で持っていくものはどこの国へ行くかによって必要な物が変わってきます。ここでは、日本人ビジネスパーソンがタイへ赴任する際の一般的な必需品をお伝えします。
クレジットカード
タイではクレジットカードは必需品です。キャッシュレズの時代なので、いろいろな場面でクレジットカードを使います。飲食店での支払いはもちろんのこと、ホテルの宿泊料の支払いもクレジットカードで払います。ネットでホテルを予約する場合、クレジットカードが必要なところが多いので日本にいる間にクレジットカードを作っておくことをおすすめします。タイではカフェやレストラン、ショッピングモールなどでフリーWi-Fiを利用できますが、不正利用のリスクが高いので注意してください。クレジットカードについて詳しく解説した記事がありますので、そちらをご覧ください。
現地へのお土産
タイへ赴任する場合、現地のスタッフや友人・知人に日本からお土産を持っていくととても喜ばれます。バンコクなどの大都市の場合は日本の食料品などは比較的容易に調達できますが、田舎に行けば行くほど日本のものは貴重になります。バンコクでは日本人が生活するのに困ることはありません。しかし、タイにあるものでも日本製の方がいいというものはあります。
例えば、以下のような商品です。
● インスタントラーメン・カップ麺
● 醤油・ソース・ウェイパーなどの調味料
● パスタソース・レトルト類
● 風邪薬・目薬・塗り薬などの日本の市販薬
● 緑茶のパック
● 日本酒
● 日本のスナック・お菓子
現地へのお土産について詳しく解説した記事がありますので、そちらをご覧ください。
衣類
タイは一年中暑い国なので夏服があればだいじょうぶですが、冬に日本へ帰国したり寒い国へ旅行したりする場合に備えて冬服を何着か持っていくといいでしょう。また、電車の中やレストラン、ショッピングモールでエアコンが効きすぎて寒いことがあるので、冷え性の人は薄手のはおりものが必需品です。その他には一般的ですが、下着、水着、喪服、スポーツウェアなども準備しておきましょう。持って行ってよかったものとして、衣類の防虫剤があります。タイは虫がよく出るので防虫剤がないと収納した衣類が虫にやられます。タイにも防虫剤はあるようですが、日本の防虫剤の方がいいようです。
スニーカー・サンダル
バンコクは道路が整備されていないため凸凹が多く、革靴やピンヒールでは歩きにくいのでスニーカーやサンダルを持っていくことをおすすめします。スコールのような雨が急に降り出すこともあるので、スポーツサンダルやビーチサンダルなら濡れても平気です。
日用品
日本で使い慣れた日用品を持っていきましょう。必需品としては、タオル、折り畳み傘、文房具、洗面用具、裁縫道具、収納ボックス、マスク、除菌シート、爪切り、耳かき、日焼け止め、化粧品、入浴剤などです。
お薬
タイの薬局やドラッグストアでも薬は買えますが、タイの市販薬は少し効き目がきついという話があります。常備薬やよく使う日本の薬を持っていくと安心です。例えば、風邪薬、酔い止め、下痢止め、正露丸、絆創膏、ムヒ、目薬、イソジン、湿布、熱さまシートなどです。私の個人的な経験ではタイの田舎でアドベンチャーツアーに参加した際に山の中でやぶ蚊(?)に刺されたらしく顔が1.3倍くらいに腫れてしまいました。痛いしかゆいし気持ち悪くて最悪でした。かゆみ止めの薬があったらどれだけ助かったかと思いました。かゆみ止めの薬、虫刺され薬はマストアイテムです。
電化製品
タイのアパートやコンドミニアムには、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、クーラー、ドライヤー、ケトルなどの電化製品があるところが多いので、持っていくものは少なくてすみます。入居するところにどんな電化製品が備え付けてあるか確認しておくといいでしょう。持っていくとしたら自分で用意しないといけない電化製品です。例えば、髭剃り、体重計、変圧器、海外対応ヘアアイロン・コテ、SIM対応スマホ、SIMカード、モバイルバッテリー、ノートパソコン、タブレット端末、携帯電話、外付けHDD、モバイルバッテリーなどがあります。バンコクのコンセント事情に関してはこちらをご覧ください。
趣味グッズ
タイへ行っても日本と同じように趣味を楽しめるグッズを持っていきましょう。例えば、書籍、電子書籍(Kindle)、ゴルフグッズ、釣り道具、写真・アルバムなどです。ホームシック防止になりますよ。
持って行ってはいけないもの
タイでは電子タバコは厳しく規制されているので、絶対に持ち込まないようにしましょう。タイでは電子タバコの有害性が話題になる以前の2014年12月に電子タバコ禁止条例が制定され、厳しく規制されていました。この条例に違反して電子タバコを所有していると、最高で10年の懲役、または50万バーツの罰金で処罰されます。電子タバコは絶対にタイへ持ち込まないように注意してください。
住まい探し
今回は、タイへ赴任する前に準備しておくといいものをご紹介しました。タイへ赴任して、すぐにムーズに生活をスタートできるよう、まずは必要なものを準備しましょう。そして最も大切なのがバンコクでの住まい探しです。これから何年間か暮らす部屋。バンコク不動産には、永くバンコクに住む日本人スタッフと現地スタッフがタッグを組み、あなたの勤務先や家族構成に合ったエリア、お部屋を探すお手伝いをいたします!どーんとお任せください!
バンコク不動産は「春らんまん Comic Cafe & Bar」を運営する春らんまんグループの会社ですバンコク最大の漫画喫茶も運営しています。商談を喫茶スペースで行うことも可能です。
弊社は2015年からタイ・バンコクで日本人向け不動産紹介業(サービスアパートからコンドミニアム)を行っています。2022年6月にバンコク不動産仲介業の老舗「タカラホーム」より不動産事業の譲渡を受けました。ますます便利に、ますます正直な不動産会社として頑張ります。今後ともよろしくお願いいたします。