バンコクではバイク移動が便利?メリットや購入・レンタル方法を解説
2022/02/16
バンコクにお住まいの方は通勤やお出かけの際にどのような交通手段を使われていますか?多くの方は地下鉄やMRTなどの電車で移動されているかもしれません。しかし日本ほど乗り換えがスムーズではないので不便に感じることもあるでしょう。今回は電車以外でのアクセス手段としておすすめのバイクについて、メリットや利用方法を購入・レンタルの両方で解説します。
タイ・バンコクでバイクを運転するメリット
タイでは近年自動車の普及が進み、首都バンコクの街中では渋滞が日常茶飯事となっています。そのため渋滞の影響を受けず、BTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)が整備されていない郊外への移動もできるバイクを利用するのが便利と言えます。一人で気ままに移動できるところがバイクの最大の魅力です。たくさんのバイクが渋滞している車の横をすり抜けて走ります。
一部の日系企業では安全面を考慮してバイクや車の運転を禁止している会社もあります。社内規定等はバイクに乗る前に確認してください。
同じように、安全面の配慮からトゥクトゥク(タイの三輪タクシー)での移動も禁止の企業様もいらっしゃいます。とにかく海外では安全第一です。仕事で来ていたら、決まりがあったら従いましょう。確かにバイクの事故はよく目の当たりにします。
タイでバイクを購入する方法
お店でバイクを購入する場合、基本的な手続きはお店にお任せすれば良いですが事前の知識があると安心です。ここからはバンコクの一般的なバイクの購入の方法をご紹介します。
バイク購入のポイント:バイク屋選び
バイク王国と言われるほどバイクが流通しているタイ。販売店は数え切れません。
その中からお店を選ぶには何より信頼できるかどうかがポイントです。
実際に訪れてみて、接客の丁寧さや言葉遣い、店員さんが外国人のお客さんの対応に慣れているかどうかなどチェックしてみると良いです。また、商品の情報に詳しいかどうかや丁寧に扱っているかなど、何軒か廻って比べてみることをお薦めします。
販売店は大きく分けてメーカーの正規販売店:ディーラーと街のバイク屋さんがあります。
ディーラーはアフターケアがしっかりしていて安心だが扱うメーカーが限られます。基本的には自分のメーカーのバイクしか扱いません。街のバイク屋さんはバイクの種類が多くたくさんのバイクの中から好きなバイクを選ぶことができることがメリットです。
バイク店によってサービス内容がまちまちで接客対応も差があります。また中古バイクをたくさん扱っているのも街のバイク屋さんのいいところです。まずは友達でバイクを持っている人に「そのバイクどこで買ったの?」と聞きましょう。きっとお気に入りのバイク屋を紹介してくれます。または、ネット検索をするなどして自分に合ったお店を探すのもいいアイディアです。
購入に必要なもの
最初に気を付けなければいけないこと。タイではバイクは排気量が100㏄以上と決まっているため日本のような原付バイク(50㏄)はありません。そのため日本で原付以上、自動二輪の国際運転免許証を取得していく必要があります。取得していないままタイでバイクを運転していると無免許運転とみなされます。タイでは無免許運転の取り締まりが厳しく、捕まれば当然罰金を取られます。万が一事故を起こしてしまった場合なども厳しく処罰される場合があります。事故を起こした場合には保険も効きません。
このようなことからまずタイでバイクを運転する場合はあらかじめ国際免許を取得しておくことを忘れないようにしましょう。
バイクの購入は日本と比べれば簡単ですが、外国人は書類が揃っていなければ購入できません。パスポート、有効な長期滞在ビザ、有効なワークパーミット(労働許可証)の3点が必要な書類となります。
タイでバイクをレンタルする方法
短期での滞在、また慣れない場所でいきなり購入するのは抵抗があるという方はバイクをレンタルするという方法もあります。ここからはレンタルバイクの料金やレンタルの際に必要な書類などをご紹介します。
レンタルの流れ・ポイント
観光客が多い地域などには大抵レンタルバイク店があります。分からない場合は滞在先の管理人やスタッフなど身近な人に尋ねてみましょう。バイクは115cc程度から用意されているので、用途に合わせて選びましょう。例えば、街中を移動する程度なら115cc、郊外に出掛けるといった場合は125ccなど。特に遠出利用する場合は新しいバイクを選ぶことをお薦めします。その後、レンタルする日数や料金の確認、必要書類の提出などの手続きを行います。
レンタルに必要なもの
レンタルの際には運転免許証とパスポートを提示する必要があります。お店ではデポジットとしてパスポート、もしくは現金(1,000~4,000バーツ)を預けるよう求められます。いずれもバイク返却時に控えと交換で戻ってくるので控えは失くさないよう保管しておきましょう。
ただパスポートは預けてしまうと、その後事故や急病になった時など緊急時に困ります。またタイでは外国人のパスポート所持義務もあり、携帯していないと罰金を科されたりする可能性があります。そのためデポジットは現金で。もしも受け付けて貰えない場合は粘り強く交渉する、もしくはレンタル店を変更する方が良いと思われます。
レンタル料金の相場
お店によって設定がバラバラですが、125ccのバイクで1日150~250バーツ、1ヶ月3,000~6,000バーツ程度のようです。中にはもっと安いレンタル店もありますが、古いバイクしか置いていないなどという場合もあるので注意しましょう。
サイトで料金の確認や予約が可能なレンタル店もあります。比較しやすく問い合わせもできるので利用してみるのも良いかもしれません。
バイクのガソリン給油方法
購入する場合もレンタルする場合も給油は必要です。
タイでは何種類もガソリンがあるのですが、バイクで利用するものは95(ガオ・ハー)と91(ガオ・ヌン)の二つです。95はハイオク、91はレギュラーなので一般的なのは91となりますが、レンタルの場合は前もってどちらか確認しておく方が良いと思います。
スタンドで給油をお願いする時は「91(ガオ・ヌン)100バーツ」“レギュラーガソリンを100バーツ分給油して”と言えば通じます。セルフサービスのスタンドもありますが、給油の仕方は日本と変わらないので95と91という番号を憶えていると安心です。
また、郊外ではウイスキーの瓶やペットボトルにガソリンを入れて販売している売店があります。その場合は瓶やペットボトルに値段が書かれているのでそれを必要な本数購入して自分で給油します。不安な場合はやはり街中であらかじめ給油しておく方が良いと思います。
バイクに運転にはヘルメットは必須!
日本でも公道でバイクを運転する場合はヘルメットが必要です。タイでも同じです。特に近年バンコクなどは交通ルールが厳しくなりヘルメットは絶対必要となっています。
街中の警官は常にヘルメットチェックをしていると思った方が良いです。ヘルメットを装着していないと直ぐに警察に停められて、罰金刑となります。
外国人観光客などは気軽にバイクをレンタルし移動に使用するのですが、外国人への取り締まりはかなり厳しいので見付かれば直ぐに停められ、地元の人たちよりも高額の罰金を支払わされることになります。バイクを購入する時には必ずヘルメットも購入しましょう。レンタル店でも必ず貸してくれるので装着して下さい。ただし、レンタル店で貸してくれるヘルメットは新品ではないので抵抗がある方は自分で用意した方が良いです。
また、タイは社会問題になるほど交通事故が多い国。特にバンコクなど中心街は交通渋滞が激しくあちこちで事故も頻発しています。自分の身を守るためにも必ずヘルメットを装着しましょう。
渋滞や運転マナーに注意!安全運転で移動を快適に
タイの人たちはバイクに限らず運転マナーがあまり良くなく、中には交通規則も曖昧なまま街中を運転しているという人もいるようです。多発する交通事故を減らすためルールが厳罰化されてきていますが、それでも無免許運転や飲酒運転、ドラッグを使用して運転するなど違反行為が後を絶ちません。
どんなに自分がルールを守っていても巻き込まれる危険もあります。でも渋滞や混雑、乗り換えのストレスなく移動するにはバイクの利用が最適。免許や万が一の場合の保険についてもしっかり確認して、交通ルールを守りバイクを運転することで日常生活を快適、便利にしましょう。
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